山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

久しぶりの剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士 富士本栖リゾート付近  令和1年12月5日

2019年12月05日 | ダイヤモンド富士
 ダイヤモンド富士は季節を問わずに撮影が可能なのではあるが、やはり空気が澄んで冷え込んだ朝のほうが輝きが強い。冬至が近くなり、私としてはいよいよダイヤモンド富士撮影の季節がやって来たという感じがする。前日も撮影に出かけたのだが久しぶりに取り出したボーグ天体望遠レンズの鏡筒の調整が悪く、フォーカスが合わないうちに太陽が昇ってしまい1枚も撮らずに撤退してきた。本日も昨日と同様に富士山の空は雲ひとつない快晴である。今度はダイヤになる20分前に現地到着し、3台のカメラをセットする。


    200㎜望遠レンズ試し撮り。


    1,140㎜超望遠にフルサイズカメラで試し撮り。剣ヶ峰左側の平坦な部分が広く、この部分の光が大きくなるのは予想がつく。


    光が現れた。


    左側が輝いて多分割するが・・・


    右側から光が現れた時には左の平坦な場所の光が大きい。


    さらに右側の光が大きくなると、このくらいは割れてくれる。3~4分割くらいか?


    融合直前。

 1,140㎜超望遠レンズでもほぼ同じような画像だが、前面装着フィルターが汚れているのか虹色のフレアが出てしまったところは失敗である。







    陽が昇ったところで撮影した3台目のカメラの画像。なんとなくダイヤの筋が2本出ている。


    完全に日が昇ると普通のダイヤモンド富士。

 この周辺からの割れるダイヤモンド富士の撮影には何度か挑戦しているが満足な画像はまだ1度も撮れていない。予想では3分割以上が可能だろうと思っているが、剣ヶ峰左側の平坦な部分が広すぎてどうしても均等に3分割は無理なように思う。もう少し右側に寄ってみるという手段もあるが、そうするとおそらくいちばん左側の光が現れず、2分割になってしまうのではないだろうか?冬至の頃のいちばん北側に回り込む頃が剣ヶ峰の尖り方が強くなって撮影には良さそうであるが、残念ながらその頃には富士本栖リゾートが開園しておらず撮影場所が無い。12月27日から開園するはずなので、もう少し追いかけてみたいと思う。
コメント (4)
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