未明3時起きで撮影に出かけたのでさすがに眠い。しかしもう1ヶ所どうしても行ってみたいところがあった。富士山麓から峠を越えて甲府盆地が見えるところまで来た時には時刻は午後3時を過ぎていた。しかし、高速道路を使って移動すれば2時間くらいは散策出来そうな時刻である。ガムを噛みながら眠気と闘いつつ、甲斐市の奥にある沢を訪れてみる。コガネネコノメソウが見ごろを迎えているので見たいということもあるのだが、それ以上に花仲間が山梨県ではほとんど見かけることが無い花を見つけ出してきてくれた。10年くらい前に茅ヶ岳の登山道で一度だけ見たことがあるがその後は絶えてしまったのかお目にかかっていない花である。
ヒナスミレは満開を少し過ぎた頃で、痛み出している花が多くなっていた。
エイザンスミレは咲き始めたばかりである。
葉がギザギザの交雑スミレは残念ながら今年も花芽を付けていない。
変わりもののヒナスミレが1株だけ咲いていた。花弁の色が薄紫色である。
距は白い。おそらくはシロバナヒナスミレの一種であろうと思われる。来年も咲いてくれるかどうか?
コガネネコノメソウは見ごろを迎えていた。
まばらだが、数は結構あるコガネネコノメソウの花園
渓流に咲くコガネネコノメソウ
沢沿いにもそこそこに咲いている。
沢沿いに咲くコガネネコノメソウ
ハナネコノメソウはもう終わりかけである。
渓流の流れに咲くハナネコノメソウ
かろうじて葯が残っている。
さて、花仲間に電話して珍しい花の在り処を詳細に聞いて現地に行ってみる。あっさりとその花は見つかったが1株しか咲いておらず、聞いた個体とは別のものを見ているのかも知れない。
見たかったのはこの花。
キバナノアマナ。
絶滅危惧種には入っていないが、山梨県ではほとんど見かけることが無い。
やや黄緑色がかった黄色い花。花の柄はいかにも華奢な感じがして、この個体も既に倒れていた。
こちらは既に花柄が千切れて無くなっていた個体
周辺には花を咲かせていない若葉が数本あった。全部で10株は無いのではないかと思う。
沢の近くに生育していたのでさらに周辺の同じような環境の場所を探せば生育している可能性は高いと思う。しかしこの花、華奢で細いうえに周辺の景色に溶け込んでいて目立たず、その気で探さないと見つからなそうである。生育していることは分かったので、次からこの界隈の沢に入る時は注意しながら歩いてみたいと思う。貴重な花情報を提供してくれた花仲間に感謝である。
ヒナスミレは満開を少し過ぎた頃で、痛み出している花が多くなっていた。
エイザンスミレは咲き始めたばかりである。
葉がギザギザの交雑スミレは残念ながら今年も花芽を付けていない。
変わりもののヒナスミレが1株だけ咲いていた。花弁の色が薄紫色である。
距は白い。おそらくはシロバナヒナスミレの一種であろうと思われる。来年も咲いてくれるかどうか?
コガネネコノメソウは見ごろを迎えていた。
まばらだが、数は結構あるコガネネコノメソウの花園
渓流に咲くコガネネコノメソウ
沢沿いにもそこそこに咲いている。
沢沿いに咲くコガネネコノメソウ
ハナネコノメソウはもう終わりかけである。
渓流の流れに咲くハナネコノメソウ
かろうじて葯が残っている。
さて、花仲間に電話して珍しい花の在り処を詳細に聞いて現地に行ってみる。あっさりとその花は見つかったが1株しか咲いておらず、聞いた個体とは別のものを見ているのかも知れない。
見たかったのはこの花。
キバナノアマナ。
絶滅危惧種には入っていないが、山梨県ではほとんど見かけることが無い。
やや黄緑色がかった黄色い花。花の柄はいかにも華奢な感じがして、この個体も既に倒れていた。
こちらは既に花柄が千切れて無くなっていた個体
周辺には花を咲かせていない若葉が数本あった。全部で10株は無いのではないかと思う。
沢の近くに生育していたのでさらに周辺の同じような環境の場所を探せば生育している可能性は高いと思う。しかしこの花、華奢で細いうえに周辺の景色に溶け込んでいて目立たず、その気で探さないと見つからなそうである。生育していることは分かったので、次からこの界隈の沢に入る時は注意しながら歩いてみたいと思う。貴重な花情報を提供してくれた花仲間に感謝である。