山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

朝霧高原の月  令和2年5月8日

2020年05月08日 | 月富士
 5月の満月はピーチムーンと言うらしい。この季節にしては珍しく朝から空がスッキリと晴れている。今宵のピーチムーンは7時30分ごろに富士山の山頂に昇って来る。静岡県まで越境しての撮影は反則であるが・・・朝霧高原道の駅付近まで撮影に行かせてもらう。あまり人は来ていないだろうと思ったのは大間違いで、道路脇のスペースは右側も左側もカメラマンの車でいっぱいである。朝霧高原道の駅に車を止めようと思ったが閉鎖になっていた。入り口の看板には「今は静岡に来ないでね」と書かれていた。道の駅駐車場とは反対側の道路脇スペースに車を止めさせてもらう。後ろめたさはあったが、撮ったらすぐに撤退、中心部を外して人が居ないであろう右隅の剣ヶ峰に昇って来る月を狙う。セットして5分も経たないうちに月が昇って来た。


    剣ヶ峰に昇って来た月


    日没後40分以上も過ぎた月の出はまるでダイヤモンド富士のように写ってしまう。


    剣ヶ峰に昇るピーチムーン


    ここまでで撤収。

 月の明るさと富士山とのマッチングが悪いことは承知していたので、今回狙ったのは剣ヶ峰に立つレーダードームのシルエット富士山である。大きな月を撮るために1140㎜望遠にフルサイズカメラをセットして狙ってみるが・・・カメラのモニターで見る月を見て思ったよりも小さいことにガッカリする。


    試し撮り


    月が現れた。露出オーバーなのでIso感度とシャッタースピードを調整する。


    剣ヶ峰に昇って来た月。もっと画面いっぱいの月になると思っていたが小さい。


    フルサイズカメラだと1140㎜超望遠でもこんなものなのか。


    剣ヶ峰のシルエットピーチムーン


    トリーミング。このくらいの大きさで月を撮りたかった。


    予定ではもう少し左側から出るはずだったが・・・立ち位置もいまいち。

 月が富士山から離れたところですぐに撤退する。本日のこの月は明朝に備えての練習のはずだった。本番は明朝の富士山山頂に沈む月である。丹沢檜洞丸近傍から狙うはずだったパール富士は緊急事態宣言と登山の自粛要請のため中止としたが、丹沢がダメでも山中湖がある。明朝は山中湖長池あたりから富士山山頂に沈む月を狙うのだが、今度は剣ヶ峰のレーダードームでは無くてもっと小さな山頂の鳥居を狙う予定だった。だから、月の大きさを確かめておきたかったのである。フルサイズを止めてAPS-Cサイズで狙おうか等、考えながら山中湖湖畔で車中泊するつもりで移動したが・・・嫌な予感が的中してしまった。きららを含めて山中湖湖畔の駐車場は全て閉鎖されていたのである。緊急事態宣言が延期されたためにまだどこの駐車場も解放されていなかった。石割神社の駐車場に止めて歩こうかとも思ったが、これだけ厳重に人を寄せ付けないように配慮されている場所から撮影するのはさすがにまずいだろう。ここは潔く、ではなくてかなりガッカリして撤退、自宅に帰ってふて寝する。
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ヒロハハナヤスリ再訪  令和2年5月6日

2020年05月08日 | シダの仲間
 本日は朝から雨だろうと思っていたのだが・・・8時に目を覚ますと日差しが見える。空は曇り空だが雨は降っておらず雲の切れ間から時折日差しが見えている。これならば半日くらいは天気が持ちそうだ。先日案内していただいたヒロハハナヤスリだが撮影が満足に出来ていない。機会があれば再写に行きたいと思っていたのでさっそく行くことにする。


    狭い範囲で群落を形成するヒロハハナヤスリ。知らないとドクダミか何かの葉と間違えそうである。


    今度は腰を据えてじっくりと撮らせてもらう。


    シダの仲間とは思えないような容姿


    胞子だけでなく根でも増えるのか?と思わせるような群生の仕方である。


    こちらの場所は草刈りで刈られてしまった場所。


    この植物の貴重さを知らないとこういうことが起こってしまう。


    この場所は健在。日当たりの悪い場所では個体がひとまわり大きい。


    ヒロハハナヤスリの海


    1時間以上もたっぷりと楽しませていただいたヒロハハナヤスリ。満足。


    スミレ


    問題なのはこの花。ギンランにしては背が高いがササバギンランの葉と違って幅が広い。なによりも距が無い。

 最初は背の高いギンランだろうと思って写真を撮っていたが雰囲気がだいぶ違う。画像を確認してみると花弁に距が無くこれはクゲヌマランの可能性がある。しかし、この近くで見たものは花に距があって明らかにギンランだった。形態だけでの確定はもう少し待って、毎年同じ形のものが咲くのかどうか、周辺の個体はどうなのか等、もう少し経過を見てから確定したいと思う。

 植物の保護は単純に場所を知られなければそれで良いというわけでは無く、積極的に周知させて保護したほうが良い場合もある。この場所は草刈りが行われて管理されている場所なので、少なくとも管理人の方には周知していただいたほうが良いのではないかと思う。
コメント (2)
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