ブログに張り付けてあったトウダイグサの仲間の花が環境省絶滅危惧Ⅱ類の花ではないかという指摘を受けた。過去の文献を調べてみると関東から南東北地方にかけて分布しており確認されているのは20ヶ所くらいのようである。山梨では初めて見つかったということになる。現在本物なのかどうかは花仲間や植物に詳しい人たちに鑑定をお願いしているところである。
季節が変わると咲いている花も変わる。イチリンソウとニリンソウ。
問題の花はこれ。
日当たりの良い草地にこれでもかというくらいに茂っている。
これだけ生えているとトウダイグサ科のただの雑草にしか見えない。
面白い形をした花
複雑な構造である。
別の場所。林道脇の沢沿いに群生
こちらは少し赤っぽい。
花の構造は緑色のものと同じなので同じ花だろう。
数ヶ所に群生しているトウダイグサの仲間。
トウダイグサ科の植物は今までにトウダイグサ、ノウルシ、オオニシキソウ、ナツトウダイを見てきたと記憶しているが全くノーマークの花だったのでどこで見たか全く記憶が無く、どんな花だったかもよく覚えていない。自分のブログで検索をかけてみたが、出てきたのは櫛形山と黒富士農園のナツトウダイだけだった。そこで黒富士農園のほうは先日訪れて花を確認してきたが、この場所に咲くものとは全く別のものだった。櫛形山の画像を見るとこれは黒富士農園と同じものでナツトウダイである。
黒富士農園で見てきたトウダイグサの仲間。
これはナツトウダイ。
花の構造は似ているが色が全く違う。花弁のように花の中心を囲っているマントは総苞葉と呼ぶ。
花の中心部に杯状花序と呼ばれる花(?)を1個付ける。
こちらは平成29年に櫛形山で見てきたもの。
黒富士農園で見たものと同じもの、ナツトウダイである。
そして改めて花を見直してみるとナツトウダイとは全く別のものであることが分かる。
マント状の赤い総苞葉はナツトウダイに比べて丸みを帯びている。中にある腺体や雄花、雌花と呼ばれる部分も色と形が違う。
しばしば参考にさせていただいている「野山に自然に咲く花のページ」にこの花の記事が詳細に書かれている。この記事を見る限りでは、この花はセンダイタイゲキという絶滅危惧の花で間違いなさそうである。おそらくは山梨県でも絶滅危惧種に指定されることは確実であろう。どのように保護して行くかについてはこれから検討して行きたいと思う。
季節が変わると咲いている花も変わる。イチリンソウとニリンソウ。
問題の花はこれ。
日当たりの良い草地にこれでもかというくらいに茂っている。
これだけ生えているとトウダイグサ科のただの雑草にしか見えない。
面白い形をした花
複雑な構造である。
別の場所。林道脇の沢沿いに群生
こちらは少し赤っぽい。
花の構造は緑色のものと同じなので同じ花だろう。
数ヶ所に群生しているトウダイグサの仲間。
トウダイグサ科の植物は今までにトウダイグサ、ノウルシ、オオニシキソウ、ナツトウダイを見てきたと記憶しているが全くノーマークの花だったのでどこで見たか全く記憶が無く、どんな花だったかもよく覚えていない。自分のブログで検索をかけてみたが、出てきたのは櫛形山と黒富士農園のナツトウダイだけだった。そこで黒富士農園のほうは先日訪れて花を確認してきたが、この場所に咲くものとは全く別のものだった。櫛形山の画像を見るとこれは黒富士農園と同じものでナツトウダイである。
黒富士農園で見てきたトウダイグサの仲間。
これはナツトウダイ。
花の構造は似ているが色が全く違う。花弁のように花の中心を囲っているマントは総苞葉と呼ぶ。
花の中心部に杯状花序と呼ばれる花(?)を1個付ける。
こちらは平成29年に櫛形山で見てきたもの。
黒富士農園で見たものと同じもの、ナツトウダイである。
そして改めて花を見直してみるとナツトウダイとは全く別のものであることが分かる。
マント状の赤い総苞葉はナツトウダイに比べて丸みを帯びている。中にある腺体や雄花、雌花と呼ばれる部分も色と形が違う。
しばしば参考にさせていただいている「野山に自然に咲く花のページ」にこの花の記事が詳細に書かれている。この記事を見る限りでは、この花はセンダイタイゲキという絶滅危惧の花で間違いなさそうである。おそらくは山梨県でも絶滅危惧種に指定されることは確実であろう。どのように保護して行くかについてはこれから検討して行きたいと思う。