山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

あちこち花散策  令和4年3月27日

2022年03月28日 | 里に咲く花
 仕事の無い休日で、山の上に咲く花を見に行くはずだったのだが書き物をしているとあっという間に時間が過ぎ、10時を回ってしまった。完全に出遅れである。そこで予定を変更し、車で近くまで行ける場所を何ヶ所か散策してみることにした。

 まずはカタクリにはまだ早いであろうが、アズマイチゲが咲いているであろうと期待される敷島カタクリロードである。


    予想通りにカタクリはまだ咲いていない。スミレもまだ咲いていない。


    まだ固い蕾。咲くのは1~2週間先になりそうである。


    期待していたアズマイチゲもまだ咲き始めたばかりだった。


    少しだけ咲いている花もあった。


    見ごろを迎えるのは1週間後くらいであろう。

 次にミチノクフクジュソウが咲く北杜市の里山を訪れてみる。


    ミチノクフクジュソウ。まだ咲き始めたばかりで蕾が多い。


    花数もまだ少な目である。


    大株のミチノクフクジュソウ


    アズマイチゲとのコラボレーションを期待していたのだが、アズマイチゲもまだあまり咲いていなかった。


    イガグリとミチノクフクジュソウ。不覚にもここで撮影中に側溝に片足を落としてしまう。換えのズボンと履き変えることとなる。

 アクシデントがあってちょっとばかり気分がへこんだが、まだ午後の早い時間だったので次の場所に行ってみる。


    もう咲いているだろうと思ったのだが、まだ花が開いていなかった。


    ハヤザキヒョウタンボク。この場所は日当たりが悪く、開花が遅いようである。


    まだ開き切っていないハヤザキヒョウタンボクの花。ピンク色の筋が見えていないが、こんな花もまた美しい。


    樹木も見て回る。これはネコヤナギだろう。ヤナギの仲間は区別するのが難しく、今後の課題である。


    キブシ。こんな普通に見かける樹木も実はあまり知らない。


    雄花序が枝先についている。これはヤシャブシであろう。黒い実は昨年の残りであろう。


    ヤナギの仲間かと思って近付いたら全く別物。これは何?


    雌しべが突き出た雌花らしきものしか見当たらない。ヤマコウバシ(山香し、クスノキ科クロモジ属)という木で、雄株が無く雌株だけで結実するらしい。


    これは見覚えがある木。


    クロモジ(クスノキ科クロモジ属)だろう。雌雄別株で、これは雄株のようである。若い枝は緑色で黒い斑が入る。

 帰り際に昇仙峡を通過したら、もうミツバツツジが咲いていた。


    昇仙峡長潭橋(ながとろばし)から見下ろす谷。春まだ早く、木々の若葉は目立たない。


    しかし、ミツバツツジはもう咲いていた。

 北杜市のミチノクフクジュソウは来週あたりに訪問を考えていたのだが、本日訪問となった。やはり少し早かった。樹木はまだ勉強中で分からないことばかりである。しかし、見るほどに新鮮で新しい発見があり面白い。

コメント
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