山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ヒトツバハギ (ミカンソウ科) Flueggea suffruticosa (Pall.) Baill.

2022年11月16日 | 樹木類
 北海道を除く各地に分布し、草原や原野、土手などに生育する落葉低木である。枝はよく分岐し、高さ 2 ~ 3mになる。葉は互生し有柄、葉身は長さ4 ~ 7㎝の長楕円形で縁は全縁、両面とも無毛である。花は雌雄別株。花には花弁がなく、萼片は 5 個ある。雄花は葉腋に多数束生し、雌花は 1 ~ 5 個つく。果実は径 4 ~ 5㎜の扁球形。花期は 6 ~ 8 月。

 2018年山梨県カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー:なし


    用水路の土手に生えていたヒトツバハギ 2022年7月 山梨市で撮影


    ヒトツバハギの若い実


    結実したばかりの実


    拡大


    葉は全縁で無毛


    枝は淡緑色、ときに紫褐色を帯びる。太い幹は灰褐色で樹皮に縦の割れ目が入る。

 ⇒山梨県絶滅危惧の樹木類一覧

 ⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~

 ⇒山梨県2018年版レッドリストの植物


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする