山地帯の樹林下または林縁を好んで生育する落葉小高木である。沢の周辺や湿地に多く生育。葉は対生し卵状楕円形ないしは三角状卵形で、不規則に欠刻し重鋸歯がある。花は雌雄同株で、ひとつの花序に雄花と両性花が混生する。翼果の角度は狭い。樹皮は灰褐色で、縦に不規則に裂け、鱗片状にはがれる。葉は秋季に紅葉する。花期は 5 月。 山梨県では八ケ岳山麓の東部に多い。
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2005年山梨県カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー:なし

カラコギカエデ 2022年7月 広河原で撮影

高さ5~8mの小高木。

翼果をたくさん付けているカラコギカエデ

葉は卵状楕円形ないし三角状卵形で、重鋸歯がある。翼果の角度は狭い。

樹皮は灰褐色で縦に不規則に裂ける。