山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

シキミ (マツブサ科) Illicium anisatum L. var. anisatum

2022年11月15日 | 樹木類
  2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー:なし

 宮城県以西の暖地に分布し、林内に生育する樹高 2 ~ 5mほどの常緑小高木である。葉は互生し有柄、葉身は長さ4 ~ 12㎝の倒卵状長楕円形から倒針形で先端部は鋭頭、肉厚で革質、光沢があり、透かすと油点が見える。花は葉腋より出し、花被片は 10 ~ 20 枚で黄白色、光沢がある。果実は径 2 ~ 3㎝で扁平な八角形、種子は黄褐色で光沢がある。花期は 3 ~ 4 月。山梨県では県南部にのみ分布し、寺院や神社・墓地などに多く生育している。


    シキミ 2022年4月 身延山で撮影


    黄白色のシキミの花


    花被片は10~20枚あり、清楚感のある花。


    木はあまり大きくはならない。


    葉は互生し、光沢のある倒卵状長楕円形で先端部は尖る。

 ⇒山梨県絶滅危惧の樹木類一覧

 ⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~

 ⇒山梨県2018年版レッドリストの植物


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