沢沿いの岩場や傾斜地に稀に生育する落葉小高木で高さ10mほどになる。葉は互生し有柄、葉身は長さ6 ~ 13㎝の披針状長楕円形で全縁、先は鋭く尖る。裏面は粉白色を帯びる。花は小さく緑黄色で5 ~ 6 月ごろに枝の上部に集散状につく。果実は長さ7 ~ 8㎜の楕円形で8 月上旬に紅熟する。樹皮は灰黒色で縦ないし斜めの深い溝が不規則に走る。山梨県での生育地は数ヶ所のみで個体数は少ない。身延町の山奥に天然記念物に指定されている群生地があったが、台風の影響で大部分が倒れてしまっている。
2018年山梨県カテゴリー: 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし
ヨコグラノキ 2022年6月 身延町で撮影。高さ10数メートルになる。
樹皮は灰黒色で縦ないし斜めの深い溝が不規則に走る。
ヨコグラノキの葉。披針状長楕円形で先端部は尖る。
枝先と枝先近くの葉腋から集散花序をだし黄色い小さな花を咲かせる。
ヨコグラノキの花
黄色い小さな花
ヨコグラノキの実。2021年8月 南部町で撮影
小さな赤い実を付ける。
⇒山梨県絶滅危惧の樹木類一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
2018年山梨県カテゴリー: 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし
ヨコグラノキ 2022年6月 身延町で撮影。高さ10数メートルになる。
樹皮は灰黒色で縦ないし斜めの深い溝が不規則に走る。
ヨコグラノキの葉。披針状長楕円形で先端部は尖る。
枝先と枝先近くの葉腋から集散花序をだし黄色い小さな花を咲かせる。
ヨコグラノキの花
黄色い小さな花
ヨコグラノキの実。2021年8月 南部町で撮影
小さな赤い実を付ける。
⇒山梨県絶滅危惧の樹木類一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物