ビロードスゲを観察した後、まだ日没には時間があったのでホザキヤドリギの花を見に行ってみる。昨年は6月中旬に訪問しているがその時にはもう花は散ってしまっていた。ひょっとしたらそろそろ咲いているかも知れない。

公園内のリュウキンカは花を終えて大きな葉を伸ばしていた。

サクラソウの花も散ってしまっている。

白花のクリンソウ。少し痛み始めている。

ザゼンソウももう終わっていて大きな葉をたくさん茂らせていた。

ホザキヤドリギが寄生しているハンノキを見上げてみる。

まだ花は咲いていないようである。

望遠レンズで捉えてみると、花序がたくさん出ている。

今年もたくさん花を咲かせてたくさん実を付けてくれそうである。

トリーミング画像。あと2週間くらいで咲くのではないだろうか。
日没までにはもう少し時間があったので、昨年発見した池のほとりに咲くドクゼリと思わしき花の様子を見に行ってみる。しかし、現地に行ってみてビックリ仰天である。

池の水が抜かれて干上がっている。池の改修工事が来年1月まで行われるらしい。

ドクゼリがあった核心部は木が刈られてしまったようである。

生き残ってくれれば良いのだが、水辺を好む植物だけにダメージは必至であろう。

あまり刈られていない場所にあれば良いのだが、双眼鏡で観察したが不明である。
山梨県内の約20ヶ所の池の改修工事が行われるという話は聞いていたのだが、まさかいきなりこの池で工事が行われているとは思ってもいなかった。たぶん今年はドクゼリの観察は無理なのではないかと思う。水が入る来年までなんとか持ち堪えてくれることを期待したい。