9月に入ったので、そろそろリンボクの花が咲き出しているかも知れない。昨年はようやくリンボクの木を確認出来たものの、花はもう終わってしまっていた。今年こそはリンボクの花を見てみたい。そしてリンボクの生える森にはまだ確認できていないスダジイの木も生えているはずである。寺院の裏にある森を訪問してみる。この森は藪蚊がたくさん居り、ヤマヒルも出ることから、頭に防虫ネットを被り、防虫スプレーを手と足に十分にスプレーしてから森に入る。
これはサネカズラであろうが草刈りされて残ったもので、花は付いていなかった。
森の中に入る。左の灰黒色の木がリンボク、真ん中の筋が入っているのはおそらくクスノキ、右がスダジイではないかと思ったのだが・・・
これはリンボクで間違いない。
リンボクの花はまだ咲いていないようである。
葉の表側に光沢がある。
葉腋に花芽のようなものが見えている。咲くのは3~4週間先になるのではないだろうか?
右側の木はスダジイなのだろうか?図鑑を持って来なかったが、もう少し縦皺の溝が深かったように思う。左はクスノキであろう。
下から見上げる。
望遠で葉と枝先を見てみるが、葉には鋸歯が無く実が付いていない。
冬芽のようなものが付いている。これはスダジイではないのは確実であろう。鋸歯が無くシラカシでも無さそうである。
たぶんこれも同じ木。
幹は鱗片状になっている。これは何だろうか?実を見れば分かるだろうが残念ながら付いていない。
樹木類はまだ全く力不足で、見てもほとんど分からない。どこかにスダジイがあるはずで、この季節ならば特有の殻が付いた実が成っているはずである。周辺の森も含めて、再訪してじっくり観察してみたいと思う。