山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

本栖湖の富士山と国際宇宙ステーションISS 令和3年2月7日

2021年02月11日 | 星空
 前日の精進湖湖畔から見る国際宇宙ステーションISSは恒星シリウスよりも明るく凄い輝きを放って富士山に舞い降りて来た。時間帯が良かっただけでなく、おそらく地球との距離も近かったのではないだろうか。本日も夕暮れの頃にISSが舞い降りてくるが、前日よりも時間が早く、星が輝き出した頃の日没30分か40分ごろに飛んで来る。南部町の林道を探索して早めに駐車場所に戻り、本栖湖に移動する。夕暮れの富士山を見に来た人たちやカメラマンで駐車場はほぼ満車状態である。なんとか1台空きがあったのでそこに停めて、中之倉峠にある本栖湖展望台に登る。


    日没が迫る。展望台に到着する頃には夕映えの富士山は終わっていそうである。


    途中の切れ間から見る富士山。赤く染まって来た。


    ここで日没まで待つかどうするか、迷ったが展望台まで行くことにする。三脚とカメラを担いで向かう。


    展望台まであと少し。赤く染まった残照富士は終わってしまった。


    本栖湖展望台到着。先客一人と私を追い抜いて行った一人はすぐに撤退して行き、残ったのは私一人だけ。

 独占状態となった中之倉展望台で、持って来た2台のカメラをセットしてISSが現れるのを待つ。この展望台は星空を撮るには左上の松の木の枝が微妙に邪魔で、1台はこの木の枝をカットした画角でセット、もう1台は枝を入れた画角で撮ってみた。


    木の枝をギリギリでカットした構図。富士山左上にシリウスが輝き出し、さらにその左上にISSが現れた。


    おおいぬ座シリウスとISS


    もう1台の木の枝を入れた広角レンズの構図。木の枝の横にISSが飛んでいる。


    比較明合成画像。


    もう1台の比較明合成画像。空がまだ明るいので前日ほどの輝きでは無かったが、肉眼でもはっきりと見えたISS。

 本日もたいへん楽しめた国際宇宙ステーションだった。雲が無く空気が澄んでいたので、星が輝くまで少しばかり展望台で待ってみる。


    夕暮れの富士山に輝くオリオン座と冬の大三角形


    下山して別の場所から数カット撮影して撤退する。綺麗な星空だった。

 本日も美しい夕映えの富士山と国際宇宙ステーション、そして星空を楽しむことが出来た。早朝のダイヤモンド富士から始まり、早起きしたのでだいぶ眠いが、満足して帰路につく。


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