山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

甲府市内の里山散策 淡雪山から興因寺山へ  平成26年3月16日

2014年03月24日 | 山梨無名山
 春に武田の杜遊歩道を経由してこのルートを歩くと、遊歩道沿いにイチリンソウやジュウニヒトエ、ホタルカズラ、アカネスミレなど、様々な野草を楽しみながら歩ける楽しいコースとなるのだが、本日は午後から渡邊玉枝さん講演会、さらに花見隊写真展の打ち合わせと予定がいっぱいである。そこで、やや反則なルート取りではあるが、武田の杜遊歩道を通らずに淡雪山まで10分で行ける金子峠に車を止めて興因寺山まで稜線伝いに歩く短絡コースを行くことにした。本日からみちほさんとるたんさんが合流する。


    金子峠(きんすとうげと読むらしい)。向こうに立つのは弥勒館という宗教団体の建物。


    急登をちょっと登ると淡雪山。向こうには南アルプスの展望が広がる。


    松の木に小さな看板あり。


    さっそく記念撮影。(まだほとんど歩いていませんが・・・)


    花崗岩の白い山。まさに淡雪山。

 淡雪山から少し登ると甲府盆地の眺望抜群の場所に出る。御坂山塊越しに富士山が見えるが、昨日とは違い、本日は霞の中にうっすらと見える程度だった。ゆっくり歩いて1時間半ほどで興因寺山に到着する。


    見下ろす甲府盆地とその向こうに富士山、


    こちらは南アルプス。


    整備された歩き易い稜線を進む。まだ花は咲いておらず、残念。それでもペースは花見隊のゆったりペース。


    おしゃべりしながらゆっくり歩くが、あっという間に興因寺山。


    南アルプスをバックに記念撮影。ここからだと北岳の頭が見える。

 40分ほど休憩して下山するが、北側にある昭和池に下りる・・・はずだった。ところが、鉄塔巡視道の階段が雪で埋もれていて見えず、尾根伝いにテープを追いかけるとそちらも雪。昭和池のほとりに下りるはずが通り過ぎて池のだいぶ下に下り付いてしまう。その上にあった道路を金子峠方向に歩いて行くと、そこは養鶏場に至るみちで、行き止まりになっているそうで、養鶏場手前で会った男性に道を教えてもらって1本西側にある道路にたどり着いた。教えてもらった道は南アルプスの眺望が良く、里山の雰囲気を漂わせる良いルートだった。予定通り、11時半ごろに車を止めた場所に到着する。


    鉄塔の立つ興因寺山山頂を後にして昭和池に向かって下山。


    北側はまだ雪の残る斜面。


    プチ雪中行軍。


    無事道路のあるところに下り着く。


    帰りの道沿いから見る南アルプス。


    里山の雰囲気抜群。奥に見える鉄塔が興因寺山山頂。



 かつては籔っぽくて低木をかき分けるように歩いたこのルートも今ではすっかり整備されて歩き易い尾根道になっている。反面、マニアしか歩かなかった面白さが無くなってしまい、残念にも思う。

 さて、これから昼食をとりながら写真展の打ち合わせだ。次に目指すは得意のガスト山だ。

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