山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

7月3連休、予定変更して尾瀬へ、 尾瀬ヶ原~燧ケ岳~至仏山

2012年07月23日 | 日本百名山
 今年の7月3連休は白馬岳と予告していたが、気圧配置が悪く雨に降られるのはほぼ確実だ。そこで、山行予定日の数日前から気圧配置と雲画像を見ながら、天気の持ちそうなところを探していた。最も雨が少なそうな場所は・・・福島と群馬あたりだ。

 平成24年7月14日(1日目)

 7月14日、ヨッシ-隊の5人は予定通り朝5時に山梨病院駐車場に集合した。那須岳も候補のひとつだったが、折角メンバーの皆様シュラフやマットなど揃えてくれたのに、テント泊しないのは申し訳ない。しかし、福島・群馬方面でテント設営できる山となると限られてくる。そこで、今回は登らずにテントが張れる尾瀬に行くことに決めた。メンバーの1人を途中で拾い、計6人で尾瀬に向けて出発する。
 予定では鳩待峠から入り、尾瀬ヶ原の見晴まで行ってテント設営、翌日燧ケ岳に登ってもう1泊、最終日は至仏山を越えて鳩待峠に戻るという計画だった。ところが、食事1回分を見晴の山小屋にお願いしようと思って電話してみたところ、見晴のテント場は現在工事中で使えないという。そこで作戦変更、山の鼻のテント場は使えるので、ここにテント1張して余計な荷物を置いて行き、見晴の山小屋に1泊して翌日燧ケ岳に登り、山の鼻テント場まで戻るというコースに変更した。2日目の移動距離が20km近くなってしまうが、さて、いかがなものか??

    鳩待峠。ほとんどの人がハイキングスタイルの中、異様な重装備のヨッシ-隊。


    山の鼻到着。ここにテントを設営して荷物を置いて行く。

 11時、戸倉スキー場到着、バスで鳩待峠に移動し、山の鼻には午後1時ごろに到着した。一人用テントを張ってシュラフやマット、余計な食料などを置いて行く。昼食休憩後、尾瀬ヶ原を散策して見晴に向かう。連休なので宿は混雑しているかと思いきや、当日電話してあっさり宿泊所を確保できた。本日の宿は弥四郎小屋だ。

    尾瀬ヶ原の池糖。浮いている葉はヒツジグサ。


    逆さ燧ケ岳


    離れた池糖にオゼコウホネ発見。2輪発見しました。


    ナガバノモウセンゴケ


    スギナモ流れる川

 三脚を出してゆっくり撮影したかったが、3連休とあって人が多く、とても三脚を立てている余裕など無く、カメラ手持ちで撮影する。たくさん咲いていたピンク色の花は全てトキソウだと思っていたら、色の濃い花はサワランであることを山小屋に到着してから知った。

    トキソウ。たくさん咲いていました。


    こちらはサワラン。色が濃くて鮮やか。


    ヒオウギアヤメと燧ケ岳


    ヒオウギアヤメ群落


    ニッコウキスゲと燧ケ岳


    キンコウカ(黄色い花)と竜宮小屋


    オニノヤガラ。竜宮小屋の先の林で発見。


    もうすぐ見晴。


    何だこれは?花の散った後??調べてみたらクロバナロウゲという花でした。バラ科キジムシロ属。


    見晴到着。正面が本日宿泊地の弥四郎小屋。

 午後4時、宿泊地の弥四郎小屋に到着。受付を済ませて部屋に案内してもらうと、なんと、8畳一部屋を6人で貸し切りだった。混雑を避けるためのテント装備だったのだが、あの重装備はいったい何だったのだろうか?まあ、これも次の山行に向けての経験とトレーニングということで勘弁してもらおう。宿泊して驚いたのは、立派なお風呂が付いているということ。入浴できるのは東電温泉小屋だけかと思っていたら、尾瀬の山小屋はどこでもお風呂が付いているそうだ。そうとは知らず、着替えをテントに置いてきたのはちょっと失敗だった。ゆっくりお風呂に浸かり、6時夕食。おかずはハンバーグだった。その後、夕暮れの尾瀬ヶ原をプチ散策し、部屋に戻って持参した日本酒で乾杯。残すと明日の荷物が重くなるので、とにかく全部(といっても900ml、しかし、飲んだのはほとんど3人だけ)飲んで、ほろ酔い加減をやや過ぎたくらいに酔っぱらったところで、午後9時、就眠する。

    夕暮れの燧ケ岳と見晴の山小屋

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