平成22年2月14日 天候晴れ
前日小雪の舞った甲府盆地、きっと御坂の山塊は雪化粧していることだろう。日の出の樹氷の富士山を狙うため、前夜は早めに寝てこの日は未明3時半に起床した。しかし・・・空模様はいまひとつ。果たして富士山は顔を出してくれるのかどうか・・・。準備しながら考えているうちにあっという間に1時間が過ぎ、日の出には厳しい時間になってしまう。そういえば今日は嶺朋クラブのメンバーは・・・月例会の予定を見ると北八ヶ岳、中山の樹氷を見に行く予定だった。韮崎市役所6時集合、楽勝で間に合う。参加メンバーには入っていなかったのだが、飛び入りで参加させてもらうことにして、韮崎市役所に向う。
6時前にはもう全員集合、私を含めて計6人のメンバーだ。2台の車に分乗し、私は上野巌先生の車に乗せてもらい、登山口の奥蓼科温泉渋の湯に向けて出発した。湯の道街道に入った辺りから道路に雪が積もり始め、辺りには真白な樹氷の景色が広がる。2~3日悪天候が続いたおかげで美しい樹氷の景色ができていた。風もなく穏やかな天気、午後からは弱い気圧の谷が通過する影響で若干崩れるらしいが、朝の天気は良好だ。渋の湯、8時到着。軽アイゼン、スパッツ装着し、いざ出発!という時にまたしても忘れ物。三脚と交換レンズを持ってきたのに、肝心のカメラ本体が無い!いつも自分の車の助手席に置いてあるのだが、車を乗り換えた際に持ってくるのを忘れた。仕方なし、本日カメラ無しで、と思ったら、上野巌先生が使っていないデジカメがあるからと貸してくれた。一眼レフではないが、借りたカメラはレンズに定評のあるリコーGRデジタル、50mm単焦点(内蔵デジタルズームは搭載しているがあまり意味はない)だった。
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渋の湯横の樹氷
8時20分渋の湯出発。その他にもテント泊の大きな荷物を持ったグループや、天狗岳を目指すアイゼン、ピッケル装備の人たちが2~3グループ登っていった。橋を渡って右の斜面に踏み跡が明瞭な登山道があり少し登ると高見石小屋との分岐があり、右に進んで中山峠・天狗岳方面に進む。1時間ほどで尾根に出て、夏沢鉱泉との分岐に到着する。見上げるダケカンバの樹氷が朝日に照らされて白くキラキラと輝いている。さらに黒百合ヒュッテに向って進むと、一面真っ白なツガ林の樹氷の景色が広がる。GRデジタルで撮りまくるが、白い樹氷で測光するためか、暗めの写真になってしまった。
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黒百合ヒュッテ直下の樹氷
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黒百合ヒュッテ
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黒百合ヒュッテ前の雪山にはスキーの跡があった.
10時20分、黒百合ヒュッテ到着。小屋前の樹氷がまた美しい。小休憩し、中山峠に向う。左に曲がると中山だが、右手に見える東天狗の尖峰が見事だったので、右に進み、写真を撮りながら再度休憩する。このあたりからやや風が強くなり、体感温度が下がるので顔や手回りの装備を厚くする。戻って中山方面に進み、中山手前の登りついたところに天狗岳の眺望抜群、金峰山や御座山など、北東から南西にかけての眺めの良い場所があった。ここで大休憩して昼食をとる。時間は11時、気温は-7度くらいだが、陽射しが暖かく感じた。
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天狗岳 こちらに登って行く人たちもたくさんいた.
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中山手前の展望地から見る天狗岳
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中山周辺の立ち枯れの樹氷林 ここで夜の情景を撮ってみたいと思った.
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真っ白なダケカンバの樹氷
休憩後、そこから10分ほどで中山の山頂に到着した。ここは360度の抜群の眺望、横岳の向こうに北アルプスがずらりと並び、真っ白な浅間山も見える。振り返れば天狗岳、そして南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳。さらに凄いのは蔵王の樹氷ばりに成長したsnow monsterだ。ここまで成長したものはなかなか見ることができないらしい。ちょうど良い時に訪れることができた。
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中山山頂から見る天狗岳
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中山山頂の立ち枯れの樹氷林
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彼方に見える北アルプスの眺望
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中山のsnow monster
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snow monsterをバックに記念撮影
樹林帯を下って高見石小屋に下り、高見石の展望台に立ち寄った。ここからはすぐ下に白駒池を望むことができ、その名の通り真っ白に凍りついていた。休憩後、渋ノ湯を目指して下り、2時半に到着した。初めて見る北八ヶ岳の樹氷の森を堪能した1日だった。
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高見石から見る白駒池
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高見石小屋 星の観察で有名な小屋.
前日小雪の舞った甲府盆地、きっと御坂の山塊は雪化粧していることだろう。日の出の樹氷の富士山を狙うため、前夜は早めに寝てこの日は未明3時半に起床した。しかし・・・空模様はいまひとつ。果たして富士山は顔を出してくれるのかどうか・・・。準備しながら考えているうちにあっという間に1時間が過ぎ、日の出には厳しい時間になってしまう。そういえば今日は嶺朋クラブのメンバーは・・・月例会の予定を見ると北八ヶ岳、中山の樹氷を見に行く予定だった。韮崎市役所6時集合、楽勝で間に合う。参加メンバーには入っていなかったのだが、飛び入りで参加させてもらうことにして、韮崎市役所に向う。
6時前にはもう全員集合、私を含めて計6人のメンバーだ。2台の車に分乗し、私は上野巌先生の車に乗せてもらい、登山口の奥蓼科温泉渋の湯に向けて出発した。湯の道街道に入った辺りから道路に雪が積もり始め、辺りには真白な樹氷の景色が広がる。2~3日悪天候が続いたおかげで美しい樹氷の景色ができていた。風もなく穏やかな天気、午後からは弱い気圧の谷が通過する影響で若干崩れるらしいが、朝の天気は良好だ。渋の湯、8時到着。軽アイゼン、スパッツ装着し、いざ出発!という時にまたしても忘れ物。三脚と交換レンズを持ってきたのに、肝心のカメラ本体が無い!いつも自分の車の助手席に置いてあるのだが、車を乗り換えた際に持ってくるのを忘れた。仕方なし、本日カメラ無しで、と思ったら、上野巌先生が使っていないデジカメがあるからと貸してくれた。一眼レフではないが、借りたカメラはレンズに定評のあるリコーGRデジタル、50mm単焦点(内蔵デジタルズームは搭載しているがあまり意味はない)だった。
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渋の湯横の樹氷
8時20分渋の湯出発。その他にもテント泊の大きな荷物を持ったグループや、天狗岳を目指すアイゼン、ピッケル装備の人たちが2~3グループ登っていった。橋を渡って右の斜面に踏み跡が明瞭な登山道があり少し登ると高見石小屋との分岐があり、右に進んで中山峠・天狗岳方面に進む。1時間ほどで尾根に出て、夏沢鉱泉との分岐に到着する。見上げるダケカンバの樹氷が朝日に照らされて白くキラキラと輝いている。さらに黒百合ヒュッテに向って進むと、一面真っ白なツガ林の樹氷の景色が広がる。GRデジタルで撮りまくるが、白い樹氷で測光するためか、暗めの写真になってしまった。
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黒百合ヒュッテ直下の樹氷
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黒百合ヒュッテ
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黒百合ヒュッテ前の雪山にはスキーの跡があった.
10時20分、黒百合ヒュッテ到着。小屋前の樹氷がまた美しい。小休憩し、中山峠に向う。左に曲がると中山だが、右手に見える東天狗の尖峰が見事だったので、右に進み、写真を撮りながら再度休憩する。このあたりからやや風が強くなり、体感温度が下がるので顔や手回りの装備を厚くする。戻って中山方面に進み、中山手前の登りついたところに天狗岳の眺望抜群、金峰山や御座山など、北東から南西にかけての眺めの良い場所があった。ここで大休憩して昼食をとる。時間は11時、気温は-7度くらいだが、陽射しが暖かく感じた。
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天狗岳 こちらに登って行く人たちもたくさんいた.
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中山手前の展望地から見る天狗岳
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中山周辺の立ち枯れの樹氷林 ここで夜の情景を撮ってみたいと思った.
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真っ白なダケカンバの樹氷
休憩後、そこから10分ほどで中山の山頂に到着した。ここは360度の抜群の眺望、横岳の向こうに北アルプスがずらりと並び、真っ白な浅間山も見える。振り返れば天狗岳、そして南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳。さらに凄いのは蔵王の樹氷ばりに成長したsnow monsterだ。ここまで成長したものはなかなか見ることができないらしい。ちょうど良い時に訪れることができた。
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中山山頂から見る天狗岳
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中山山頂の立ち枯れの樹氷林
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彼方に見える北アルプスの眺望
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中山のsnow monster
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snow monsterをバックに記念撮影
樹林帯を下って高見石小屋に下り、高見石の展望台に立ち寄った。ここからはすぐ下に白駒池を望むことができ、その名の通り真っ白に凍りついていた。休憩後、渋ノ湯を目指して下り、2時半に到着した。初めて見る北八ヶ岳の樹氷の森を堪能した1日だった。
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高見石から見る白駒池
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高見石小屋 星の観察で有名な小屋.
北八つですね、、。
私も渋の湯から高見石、白駒池、麦草峠、丸山、高見石、渋の湯と歩きました。
木曜日で、一部トレース消えておりましたが、、、。
これほどの青空ではなく、途中から雪も降ってきた日でした。
それにしてもうまく樹氷を捉えていますね、、。
2月14日は良い天気の日でしたね。
久方ぶりの。
Y-chan
ここは夜の星空と月光の情景を以前から狙っている場所なのです。今シーズンはもう無理かもしれませんが、あの樹氷の立ち枯れの木の上に輝くオリオン座を撮影できたら最高ですね。