高山帯の乾いた草地に生育する多年草である。匍匐枝はなくやや密に小株をつくる。茎は細く直立し、高さ10 ~ 30㎝。葉は内側に巻き糸状に細く見える。小穂は 10 個ほどで、頂小穂は雄性、側小穂は雌雄性。他のスゲ類と違って果胞は袋状にならない。山梨県では北岳と八ケ岳に生育しているが個体数はあまり多く無い。
岩の間の草地に生育していたヒゲハリスゲ 令和3年6月 北岳で撮影
同上 葉は巻いて細く見え、10個ほどの小穂が頂部に並んで付く。頂小穂は雄性で側小穂は雌性である。
令和3年8月 八ヶ岳で撮影。砂礫地の草地に生育していた。
同上 果期の小穂。果胞は袋状にならない。
令和3年8月 北岳で撮影
⇒山梨県の絶滅危惧のカヤツリグサ科植物一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
岩の間の草地に生育していたヒゲハリスゲ 令和3年6月 北岳で撮影
同上 葉は巻いて細く見え、10個ほどの小穂が頂部に並んで付く。頂小穂は雄性で側小穂は雌性である。
令和3年8月 八ヶ岳で撮影。砂礫地の草地に生育していた。
同上 果期の小穂。果胞は袋状にならない。
令和3年8月 北岳で撮影
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