山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

公園の樹木 甲斐市役所  令和3年12月3日

2021年12月08日 | 樹木類
 出張で甲斐市役所を訪れた。昼休みが1時間ほどとれたので、市役所周辺を散策してみると同じ敷地内に小さな公園が併設されていた。樹木が植えられていて都合が良いことに木の名前の看板が付いている。勉強するには丁度良いし、先日の山梨大学構内で見てきた樹木の確認にもなる。スマホを片手に公園内を散策する。


    この日訪れたのは甲斐市役所。


    南アルプスの眺望


    富士山も見える。


    茅ヶ岳と八ケ岳は電線が邪魔になってしまった。


    ヒマラヤスギ


    山梨大学の構内にも植えてあったこの木


    イチイガシで間違い無かった。


    この木も植えられていた。


    実はもう落ちてしまったようだ。


    クスノキで間違い無し。


    これは初めて見る木。


    赤い実が成っている。


    クロガネモチ(モチノキ科モチノキ属)という木。


    これも見たことが無い木である。


    花や実はもう終わってしまっている。赤い新芽が目立つ。


    オオバカナメモチと書かれているが、持っている図鑑には載っておらず、たぶんオオカナメモチ(バラ科カナメモチ属)が正しいのではないかと思う。
    生垣に良く植えられているレッド・ロビンという木はこのオオカナメモチとカナメモチの雑種らしい。


    これも初めて見る木。大型の木でスマホの視野に入り切らず。


    葉と実


    葉が落ちた後の実。淡紫色で5弁の花を多数咲かせるらしい。


    センダン(センダン科センダン属)という木。たぶん山梨県には自生していない。

 ほとんど樹木のことは知らないので、だいぶ勉強になった。


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ダイヤモンド金星富士 忍野農道  令和3年12月2日

2021年12月08日 | 星空
 二十曲峠のキャッツアイは撮影位置データの入ったGPSを持って来るのを忘れて完全に失敗に終わってしまった。次に狙うのは金星が富士山頂に沈むダイヤモンド金星富士だが、こちらはキャッツアイほど位置がシビアでは無い。おおよその場所が分かっていれば富士山頂付近に金星が沈んでくれる。車の中で軽食をとって気分を入れ替え、忍野の農道でカメラを構える。


    スッキリと晴れた夕空に金星と木星が輝き始めた。


    その中間あたりに土星も輝き出す。


    このままスッキリとした空が続くかと思っていたら、富士山周辺に雲が湧き出してしまう。


    次第に雲が増えてきた。大丈夫か?


    雲隠れしてしまった金星


    さらに大きな雲が・・・


    と思ったら、大きな雲が富士山山頂から離れて金星が現れた。


    金星が富士山頂に沈む頃には雲が晴れ始める。


    ダイヤモンド金星富士完成


    もう1台のカメラにはほとんど使ったことが無いクロスカットフィルターを装着してみる。このくらいの光芒ならば良いかと思っていたのだが・・・


    雲の中を富士山頂に近付く金星


    雲を抜け出そうな金星


    雲から抜け出した金星。強烈な明るさで想定外に長い光芒が現れた。


    スーパーダイヤモンド金星富士。たまにはこんな写真も良いかも知れない。

 想定外に長い光芒が現れて不自然なダイヤモンド金星富士になってしまったが、こんな遊び心のある写真もたまには良いかも知れない。少しばかり気分を取り戻して帰宅となる。

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キャッツアイを狙うがまたしても・・・ 二十曲峠  令和3年12月2日

2021年12月05日 | ダイヤモンド富士
 先日の鳥ノ胸山キャッツアイはカシミール3Dで計算する時の地表からの高度を間違えて撮影に失敗した。今回は通い慣れていて何度も撮影に成功している二十曲峠からのキャッツアイ狙いである。空気が澄んで眩しいほどに太陽が輝いている。今日はいつものようなシルエットのキャッツアイでは無くピカリと光芒を放つキャッツアイが撮れるのではないかと期待して現地に到着する。さて、準備・・・と思ったらまたまたやらかしてしまった。撮影地のデータを入れたGPSを持って来るのを忘れた。わずかに位置が狂うと撮れないのは分かっているが、おおよその位置は見てきたのでだいたいこの辺だろう三脚を構える。さて、うまく撮れますかどうか??


    富士山頂に太陽が迫る。空気が澄んでいて太陽の光が眩し過ぎる。


    さて、キャッツアイ成るか?















 鳥ノ胸山に続いてまたまた大外れのキャッツアイ。10~15mくらい位置がずれているのではないだろうか。帰ってからGPSデータを見直してみると、約12m位置がずれていた。やはり適当に位置を決めても簡単にはキャッツアイは撮れなそうである。特に富士山に近付くほど立ち位置のずれはシビアになる。次こそは・・・と思うのだが、次回の二十曲峠キャッツアイは太陽が冬至で折り返した後の1月になるであろう。今日のような澄んだ空気になってくれることを期待したい。


    またまた失敗のキャッツアイ。撮り慣れている二十曲峠だけに今日の失敗はだいぶショック。

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湯村山尾根の紅葉と夕暮れの甲府盆地 甲府市八王子山  令和3年12月1日

2021年12月04日 | 渓谷
 湯村山周辺の紅葉が先週あたりにピークを迎えていた。まだ十分に楽しめるはずである。午後から千代田湖の上にある白山と八王子神社の周辺を散策してみる。


    白山の展望台に直登する道を行く。


    この看板をさらに直登


    白い岩の展望地に出る。


    その上には東屋が立っている。


    展望台からの南アルプスの眺望。下に見えるのが千代田湖。


    茅ヶ岳と曲岳・黒富士の眺望。左側の八ヶ岳は雲に隠れている。


    東屋の柱に付いている看板を見てみると、ここが白山の頂上になるようだ。神社があるところが白山山頂と思っていたが違うようだ。


    こちらが八王子神社がある頂上。左側の看板には白山八王子神社と書かれているので、てっきりこれが白山山頂と思っていた。


    しかし、山頂の小広場に立つ標柱を見ると、ここは八王子山の山頂のようだ。今までずっと勘違いしていたようである。


    八王子山山頂から見る甲府盆地と富士山。左側に見える愛宕山周辺の紅葉はほぼ終わりかけているが、右下の湯村山から続く尾根は見頃である。


    白山展望台に移動する。


    展望台の岩の上から見る湯村山尾根の紅葉。ちょうど見頃だった。


    PLフィルターを効かせると不自然なほどに鮮やかな紅葉が映る。


    紅葉の湯村山周辺。


    夕陽が沈んで行く。


    夕暮れ迫る甲府盆地


    夕暮れの富士山


    夕日に染まる富士山


    残照富士


    夕暮れの空


    甲府盆地に町灯りが灯る

 毎年のように見に来ている白山展望台から見る紅葉であるが、スッキリとした富士山が現れてくれて例年に無く綺麗な富士山と紅葉のコラボレーションを楽しむことが出来た。風が強く、星が輝き出すのを待たずに撤退する。

 帰り際に和田峠中腹にある展望台に立ち寄ってみる。


    和田峠展望台から見る夕景と富士山。夜景を楽しむには良い場所なのだが、写真撮影には駐車場脇にある街灯の明かりが明る過ぎて撮りにくい。


    空には木星が輝く。

 距離はあまり歩かなかったが、良い景色を存分に楽しむことが出来た。

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日暈現れる河口湖  令和3年11月30日

2021年12月03日 | 番外編
 出張で河口湖まで出掛けたので、午後から大石公園を散策してみた。太陽の下には薄い雲が出ていたので、ひょっとしたら水平アークが出るのではないかと期待して待っていたのだが、次第に雲が厚くなり現れたのは日暈だった。


    到着した頃はもっと薄い雲だったが、次第に雲が厚くなって日暈が現れた。


    富士山上に現れた日暈


    雲の状態で輝く場所が変わる。


    やがて見えなくなってきた。


    コキアの紅葉はもう終わって枯れている。


    ここはコキアのミニ赤富士と富士山が一緒に撮れるようだ。


    パンパスグラス


    星を撮るには湖面が揺れにくいこんな場所か?


    橋げたが少し邪魔になる。

 12月中旬にふたご座流星群の観察日がやって来る。12月13日月曜日の深夜から翌日の未明にかけてピークとなるが、月があってあまり観察条件は良く無さそうである。それよりも、翌日は神奈川県相模原まで出張で行かなければならず、あまり寝不足してもいられない。撮るならば車中泊して山に登らないで撮れる湖畔を考えているがどこにするか?大石公園周辺はたぶん人が多いだろう。本栖湖の湖畔でやるか、それとも車が止めやすい精進湖か、検討中である。
 
   
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キャッツアイを狙うが・・・ 鳥ノ胸山ダイヤモンド富士  令和3年11月28日

2021年12月02日 | ダイヤモンド富士
 何度かダイヤモンド富士の撮影に出かけている道志山系の鳥ノ胸山だが、満足な画像は撮れていない。撮影場所が山頂の狭い範囲に限られるため、特にキャッツアイと呼ばれる白山岳で光が2つに割れるダイヤモンド富士はなかなか良い機会が訪れない。今回はカシミール3Dで計算する限りでは良い位置に太陽が沈んでくれそうである。天候も申し分無く、これ以上ないスッキリした富士山が姿を現している。さて、では撮影に出かけてみよう。


    堰堤工事と林道工事が終わってグリーンロッジ周辺はずいぶん様変わりしていた。


    登山道入り口を示す看板


    枯れた沢を渡る。


    このあたりは笹薮だったはずだが、ずいぶん綺麗になっていた。


    壊れた林道を通過してここから尾根に取り付く。


    植林帯の中の登り


    広葉樹林帯の急登。右手に目指す鳥ノ胸山山頂が見え出す。


    山頂までもう少し。ブナの木が多くなってきた。


    鳥ノ胸山山頂。


    山頂から見る富士山。ダイヤの時間まではまだ1時間ほどある。


    行ったことが無い隣のピークに行ってみる。


    鳥ノ胸山山頂は双耳峰になっており、こちらが隣のピーク。この先は尾根が2つに分かれているように見え、ルートを間違えると厄介そうである。


    眺望はあまり良く無い。


    山頂に戻る。太陽が富士山に迫ってきた。

 さて、あと30分ほどでダイヤモンド富士の時間である。視界は良好、太陽は眩し過ぎるほどに輝いている。2台のカメラをセットしてシャッタースピードと絞りを調整しながら何度も試し撮りする。今日はキャッツアイいただき、とこの時は思ったが・・・。


    富士山山頂に太陽が迫る。















 残念ながらキャッツアイには程遠い位置に太陽が沈んで行った。10mから20mほどずれているのではないだろうか。カシミールで計算する時の位置情報が間違っているとは思えない。だとすれば考えられるのはひとつしか無い。自宅に帰ってからカシミール3Dのソフトを起動してみると、いつもは地表からの高度を2mで計算しているはずなのに、これが15mになっていた。これによる計算ミスでキャッツアイにならなかったのである。ちなみにこの日の前後の太陽軌道を見てみたが、キャッツアイにはならないことが分かった。次回は1月中旬にチャンスが訪れそうであるが、平日である。休みをとるかどうか、それとも次のシーズンに持ち越しか、12月に入ったら検討したいと思う。


    夕暮れの富士山。懲りずにまた挑戦!

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山中湖の富士山  令和3年11月28日

2021年12月01日 | 番外編
 朝から真っ青な空が広がり、雪化粧した真っ白な富士山が聳え立っている。道志の山に行く途中、山中湖に立ち寄ってみる。


    山中湖平野から見る富士山


    今年は雪がしっかりと着いていて、真っ白な富士山が眩しいほどに美しい。


    空気が澄んでこの日の富士山は格別である。


    湖畔に生えているマツカサススキはもう枯れているようだ。


    オナモミも枯れて茶色くなったイガグリが残っている。


    空を飛んでいるのは鴨の群れか?

 さすがに植物はもう枯れて終わっていた。30分ほど散策して道志の山に向かい、下山してきてから再び山中湖の湖畔に立ち寄ってみる。金星と木星が明るく輝いている。


    山中湖長池から見る夕暮れの富士山。金星と木星が輝き、うっすらと天の川が立ち昇っている。


    富士山に立ち昇る天の川


    富士山の脇に輝く金星。湖面にも金星が投影されている。

 この日の富士山はほとんど雲がかかることが無く、一日中美しい富士山が姿を見せてくれた。日中は湖畔の駐車場は満車状態で、きららの駐車場はわずかに空いていた。コロナがひと段落して観光客が戻ってきたようで、観光業者にとっては良いことであろう。いつまでもこの平穏な状況が続いてくれることを願いたい。

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