後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「楽画樹ぐるーぷArt box ひまわり 」2008 絵画展の写真

2008年09月05日 | 写真

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「楽画樹ぐるーぷArt box ひまわり 」2008 絵画展(油彩・水彩・パステル)が JR八王子駅北口前の「八王子スクエアビル学園都市センター」の11階ギャラリーホールで、9月5、6、7、8、9日の5日間開催されています。

初日の5日に鑑賞して来ました。

最終日の9日は午後3時に終了します。その他の日は10時開場で17時終了です。車の有料駐車場はビルの地下にあります。

ところで、上の油絵3枚は本年度の出品作品の一例です。

筆者の大学時代の同級生のT氏の作品です。今年は肖像画にチャレンジしていました。モデルの女性の屈託の無い性格まで描きだしてあるようです。なかなかの傑作でした。このグループの指導者の、I さんの絵は油と水彩とあわせて10点以上ありましたが、流石に先生だけあって見事です。すべて小生の好きなタイプの絵画でした。ほの出品者の絵画も楽しい、美しい絵です。素直な絵画がお好きな方へお勧めできる展覧会でした。

(T氏の立っている時間帯は;5日13時ー17時、6日12時ー17時、7日10時ー17時、8日欠席、9日13時ー15時です)

お問い合わせは、「学園都市センター」電話042-646-5611か内田光夫氏(電話042-644-3260)までご連絡下さい。


山に小さな、小さな別荘を作る方法(1)紙上体験コースへのお誘い

2008年09月05日 | うんちく・小ネタ

このブログでは「山林の中に小屋を作る方法」の(1)を2007年12月18日に始めました。(8)を2008年3月16日に掲載して、一応終了しました。

しかし、フォトアルバム「山林の中の小屋」は相変わらずアクセスが続いています。

「山林の中に小屋を作る方法」(1)-(8)は、お金を用意して来週にでも山林の中の土地を100坪ほど買って、小屋を立てる決心をしている方々へご参考になるような記事内容でした。自分の35年の体験に元づいた実際的な参考情報を連載しました。それだけに視野が狭い記事になってしまいました。

しかし、現実に小屋や別荘を建てないで、それを想像しながら楽しむ方々も多いのではないかと思います。

そこで、構想を新たにし、読んで、想像して楽しんで頂けるような連載記事を始める決心を致しました。連載記事の主題は「山に小さな、小さな別荘を作る方法」とすることにしました。

“小さな、小さな別荘“ としたのは100坪くらいの土地を約100万円で買い、300万円位で小さな別荘を建てることを想定しているからです。

別荘は所詮、遊びの家であり、都会にある自分の家の費用や生活費から大きな犠牲を払ってはいけないという筆者の考え方が根底にあるからです。

勿論、お金持ちの方が大きな別荘を専門の業者から購入されるのは自由です。

あまりお金に余裕はないが、小さな別荘を作るとすると、どうなるか?そんなことを紙上で、空想して楽しんで頂くという連載記事です。

東京圏から車で2、3時間の山地に別荘を建てる過程の面白さ、建てたあとの小さな別荘へ泊る面白さ、山の空気の新鮮さ、サルや鹿、猪との共生の楽しさ、

清流の瀬音の美くしさ、鳥の声、日暮蝉の合唱、そして満天の星空、そんな場面を想像しながら、これからの別荘建築の紙上体験コースへご参加下さい。

(続く)


外国体験のいろいろ(63)何故アメリカで臓器移植が盛んに行われるか?

2008年09月05日 | 旅行記

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前回、8月30日の掲載記事、外国体験のいろいろ(62)で書いた通り、日本の各地にある10ケ所の液晶製造工場の環境汚染の調査のために、アメリカ人のソコラッティ教授と助手のケンと筆者の3人で旅をした。

前回ではソコラッティ教授の話をしたが、今回はケンから聞いた実話を紹介する。

ケンは30歳位の長身の男性。栗色の髪で、見たところは、いかにも意気盛んなアメリカ人に見えるが、性格が優しくて自己主張が少ない。アメリカ人らしい押しつけがましさが無い。話し方も静かで、訪問した工場では控えめな態度をとっていた。

工場訪問後のある夜にビールを一緒に飲んだ。

彼はアルコール抜きのビールを飲みながら、小生とゆっくりと話す。

飲めない理由は、腎臓の臓器移植を受けたためという。アメリカでは健康体でもボランティア精神で臓器を提供し、他人を救う人々が多いという。

臓器を寄付した人々と移植を受けた人々の懇親のために、毎年一回アメリカ各地でパーティが開催されるという。勿論、臓器移植のことを個人的に秘密にしたい人は参加しない。

日本のマスコミは、「移植を許す法律が無いために手術が出来ない」と報じている。

その報道は間違っているのだ。健康体で元気な人々が肉親以外の他人へ進んで臓器を寄付するという文化が無いから手術が出来ないのだ。日本の報道機関が外国の文化を正しく伝えない。今に始まったことでは無いが残念な事である。

ケンが言うには、帰国後すぐに臓器を提供してくれた人々と受けた人々の懇親会があるという。簡単な立食パーティだそうだ。臓器を受けた人々が、提供してくれた人々へ直接感謝を述べる。提供した人々は受けた人々が健康で感謝しているのを見て嬉しいのだ。そのようなパーティを日本では聞いたことが無い。

日米の文化はこのように大きな違いがある。どちらが良い文化であろうか?

御読みになったそれぞれの個人の好みでお考え頂ければ、それで良い。文化には優劣などは無い。それがこのブログの筆者の基本的な信念である。

写真の出典は英語で, Organ Transplantというキーワードで検索し、

Wikipedia の説明文の挿絵です。古いヨーロッパの絵で、壊疽でだめになった足を切り離し、黒人の足を継なごうとしています。当時の医学では生体拒絶反応の解決法が出来ていなかったので、手術は成功しなたっかと想像できます。しかし西洋医学では他人の体の一部を移植するという思想が連綿と続き、現在の臓器移植まで発展したのでしょう。

漢方薬を主にした東洋医学にもそのような考えがあったのかも知れませんが、寡聞にして聞いたことがありません。

出典のURLは、

wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Organ_transplant です。(続く)