後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

美くしく楽しいブログを発見しました

2008年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム

インド、タイ、ブータンなどの南アジアに25年も住みながら、各地の伝統的な染色布や柄織りの布の美しい写真を数多く紹介しているブログです。

ひかるの さんという男性の「インド ブータン アジアの布 染織美術館」ーインド、ブータン、東南アジアの布を紹介し、アジアの国々の生活文化を伝えますーと題したブログです。http://asiancloth.blog69.fc2.com/ です。

染織の写真が美しく、見て楽しいだけではありません。

この方が、種々の民族を尊敬し、なにかを学ぼうとしている気持ちが心を打ちます。読んでいて心豊かにさせるのです。

ブータンの女性用民族衣装に関する説明文の一例です。ーーー高度な技法を必要とするものとは違って、肩の力を抜いて、布を織っている様子が浮かぶようだ。ー中略ー見る方もほっとした気持ちで見ることも出来る。ーーー

筆者のブログでは、どんな民族文化にも学ぶべき価値があり、文化の優劣を決めることは不可能だ、と何度も書いてきました。25年間、現地に住み、この文章を実行している姿を見て、感動もしました。単に美しく、楽しい写真が数多く掲載されているブログではありません。読んでくつろげて、そして何かを考えさせるブログです。

日曜日の午後に、ゆっくり見るブログとして心からご推薦します。(終わり)

 


山に小さな、小さな別荘を作る方法(2)長く楽しめる別荘の位置を探そう!

2008年09月07日 | うんちく・小ネタ

Dscn2563_2 関東エリアで有名な別荘地には箱根、軽井沢、那須高原、富士五湖、八ヶ岳清里地域などがあります。しかしこの「山に小さな、小さな別荘」を作る紙上体験では予算が500万円と限られています(前回の記事)。土地として100坪で100万円の予算では有名別荘地は無理です。そこで山梨県西部と長野県南部に限って、山の風景の美しいところを探しまわりましょう。この写真はその一例で甲斐駒の東、山梨県の北杜市の風景です。こんなところに小さな別荘を建て始めてみましょう!

057 別荘は建ててから30年くらいは楽しむ趣味です。始めの位置の選定が非常に重要になります。近くにこのような美しい湖が有る事を条件にしたいと思います。これは諏訪湖で、冬はスケート、ワカサギ釣り、夏はボート遊びが出来ます。湖岸には北沢美術館などの数々の充実した美術館もあります。高島城も復元されて聳えています。ウナギの蒲焼も美味です。片倉製糸工場の湯も記念館として開放されています。ここから白樺湖へ車で上がればスキー場もあり、車山、霧ケ峰と続きます。別荘の近くにこういう観光サイトがあると友人や家族が来ても楽しく接待でききます。

8_033別荘の近所に美しい川があって、夏には子供が川遊びが出来ると良いですね。この写真は「フレンドリイ武川」という、オートキャンプ場の前の大武川の夏の様子です。

川のもう一つの楽しみは釣りです。山女や岩魚は素人には難かしいですが、ハヤは簡単につれます。この場所をり下流の、釜無川との合流点付近では夏にハヤがたくさん釣れます。

近所に清流の川があると別荘に行ったときの気持ちが何故か安らぐものです。

017 土地の価格を100万円に限定しますと、畑や水田の出来る土地では無理で、人家から1、2、km山林の中に入り込んだ所になります。そこでの土地の選定には2つの基準が有ります。(1)水場から遠いが、良く乾燥している高台の山林にするか、(2)湿気がひどいが、別荘用地の中に年中絶えないで小川が流れている所、にするかです。筆者は後者にしました。いずれにしても乗用車がどうにか入れる道路がある事が絶対条件です。結果としてこの小さな別荘を作る紙上体験コースでは小川のある場所に建てることになりました。その様子をてっとり早くご覧になりたい方は、左サイドバーにある、フォトアルバム「山林の中の小屋」をお開き下さい。

別荘地を探す場合には、車で走り周り、風景や観光サイトを頭に入れてから、現地の不動産業者を何軒か訪ね、一緒に案内してもらいましょう。何の考えや、方針も無いお客さんを案内するのは本当に困ります、という不動産業者の顔を思い出しています。(続く)