中近東文化センターで昔の金貨を見ました。上の写真がそれです。日本では縄文時代や弥生時代の頃から、中近東ではすでに精巧な金貨が流通していたのです。
そして610年、マホメッドがイスラム教を作ってから以後の金貨には王様の肖像が一切無くなり、神を讃える文章だけが刻印されています。
偶像崇拝を禁止した宗教なのです。お釈迦さまも偶像崇拝を禁止しました。それを思い起し、イスラム教へ強い好奇心が湧いてきました。そこでWikipedeaの「イスラム教」という項目を開いて長い文章を昨日から読んでいます。
この一神教はユダヤ教からキリスト教が派生したように7世紀の初めごろマホメッドが神の啓示を受け、つくられた宗教です。ですからこの3つの宗教は親類同士なのです。
教義の理解をした後で、シーア派とスン二派の違いなどを理解しようと勉強しています。頭脳が老化して硬くなっているのでなかなか勉強が進みません。しかし私はキリスト教徒なので、その親類のイスラム教の教義はある程度感覚的に理解出来ます。理解した範囲のことを少しづつ書いて行きたいと思います。間違ったことも書くと思いますが、是非ご指導のほどをお願い申し上げます。
皆様も「イスラム教」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99 を開いてみてお読み頂ければよいと存じます。
教義の内容に入る前にイスラム教がどれくらい世界に広がっているか見て見ましょう。下の図面は上のURLから転載させて頂きました。世界中の信徒の数は11億人だそうです。キリスト教徒の16億人についで2番目に多い信徒数です。
下の図面の色の濃い所ほど信徒数が多いのです。世界中に広がっています。中国にも昔から回族というイスラム教徒が多数居ます。北京の大学には回族の学生専用の食堂があり、豚肉抜きの料理を出しています。日本には正確な統計はありませんが5万人位居るという話もあります。アメリカ合衆国にも数百万人いるという話もあります。この中でアメリカへ激しく敵対している国々はイラン、シリア、パレスチナ自治区、アフガニスタンのタリバン一派など中近東の国々です。
9・11同時テロ事件以来、イスラム教徒を悪魔のように宣伝するアメリカ人が居て、日本人もなんとなく避けている雰囲気があります。しかし大部分のイスラム教徒は善良な人々です。一部のテロリスストだけが特別な存在なのです。もっともっと親近感を持って考えるほうが良いと思っています。親近感を持つためには美しいモスクの写真を何度も見るのが良いと思います。そこで、モスクの写真を、「イスラム教」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99から転載いたしました。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。
今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人