後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

近藤勇の生家跡と近藤道場「撥雲館」の写真です

2010年09月09日 | 写真

9月5日に、近藤勇のお墓のある龍源寺の写真を紹介しましたが、今日はそこから100m位西へ行ったところにある生家跡と近藤道場、「撥雲館」の写真を撮って来ました。

新撰組局長としての活動はかなり詳しく本に書いてありますが、ここに示す看板には宮川久次郎の三男として生まれた息子が何故近藤周助の養子になったかという経緯が書いてあります。

又、父の久次郎が近藤道場を屋敷内につくり、それを山岡鉄舟が「撥雲館」と名着けた道場が昭和時代まで存続した事情も書いてあります。

現在は、近藤家の子孫が相変わらず近藤道場と並んで同じ屋敷に住んでいます。

場所は、調布市野水1-6-8 で、最寄駅は、JR三鷹駅より小田急バス「車返団地行き」で22分。龍源寺にて下車徒歩3分。

駐車場は向かいの都立野川公園の正門から入った有料駐車場へ入れます。公園の散策と龍源寺と生家跡と近藤道場がすべて見て回れます。

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コーランを焼くアメリカ人の狂気をイラン人はどのように考えるか?・・・それがテロの誘発行為

2010年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

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アメリカのフロリダ州の片田舎の町、ゲーンズビルにある狂信的なプロテスタント教会のジョーンズ牧師が9月11日にイスラム教の聖典コーランを燃やす運動を展開しています。狂気の沙汰です。こういうキリスト教徒が居ることはイエス様は決して喜びません。

ところで、アメリカ国内には700万人のイスラム教徒が住んでいると言います。モスクも数多くあります。そしてアメリカの陸軍、海軍、空軍、海兵隊にも何万人ものイスラム教徒が居るのです。数か月前にイスラム教のある少佐が軍隊内で銃を乱射して多数の死人が出たという深刻な事件も起きました。犠牲者の追悼式にオバマ大統領も行ったと言います。

しかしその一方で、狂信的なプロテスタント教会がコーランを燃やす運動をしているのです。アメリカは自由の国なので、その運動を止める法律がありません。勝手にさせる他はありません。そのような自由な社会に700万人ものイスラム信者がアメリカ人として住んでいます。彼等は不愉快に思っても仕方ないと理解します。

ところがイラン国内に住んで居るイラン人はそのように理解出来ません。アメリカの様な自由な社会では、個人の自由が守られていて、コーランを焼く行為をアメリカ政府が規制出来ないのです。この事は、そういう社会に住んだ経験の無いイラン人には絶対に理解出来ないのです。

したがってアメリカ政府がコーランを焼かせているとしか理解できません。

日本人もアメリカと似た自由な社会に住んで居ます。ですからコーランを焼く個人が居ても、「どこの国にも気違いは居るものさ」と軽く流してしまいます。

しかしイラン人や他の中近東の国々の人にとってはアメリカ政府が自分の国を侮辱したと思います。アメリカへ対する怨念が積るのです。積って、積って大きな怨念になると爆発します。正規の戦争ではアメリカに勝てませんから多発するテロとして発散します。

すなわち、アメリカ人は自らテロの原因を作っているのです。テロを自ら多発させておき、テロが起きたらアフガニスタンやイラクやイランへ攻め込むのです。何か悪のサイクルが止まらずに回っているようです。共産党独裁のソ連が崩壊して、やっと冷戦が終了したと安堵しました。しかし、その後はアメリカと中近東のイスラム国家との戦いが延々と続きます。日本も日米安保条約があるのでアメリカ側に立って、アメリカを支援しています。勿論、アメリカを支援すべきですが、アメリカへイスラム国家の実情をよく教える努力もすべきと思います。私事で恐縮ですが義理の息子が以前、テヘランの日本大使館で2年間ほど働いていました。彼の話ではイラン人は親切で良い人々だが外国の様子を知らないそうです。イスラムの戒律に従って生活しているそうです。そのような国と交わる場合は特別な注意が必要です。

どうもアメリカ人は自由と平等な社会を外国へも押しつけ過ぎます。それが禍の原因になっています。皆様はそうはお思いになりませんか?ご意見を頂ければ嬉しく思います。(終り)


明日のガン切除手術の名医、田中良典先生の講演会のご案内

2010年09月09日 | うんちく・小ネタ

昨年、8月にかなり進行した前立腺ガンを完全摘出する手術を受けました。この4時間余の大手術をして下さったのが武蔵野赤十字病院の泌尿器科部長の田中良典先生です。後で知ったことですが、田中先生は前立腺ガンの摘出手術では我が国でトップクラスの有名なお医者様でした。そんな事を全然感じさせない気さくで親切なお医者様です。

8月5日にこのブログでご案内しました田中先生の講演会が、明日にせまりましたので、再度ご案内申し上げます。

明日の9月10日に、赤十字武蔵野病院の初めての試みとして下記のような講習会を開催することになりました。ガンの患者さんとご家族の方々はふるってご参加下さいますようにご案内いたします。

======講習会ご案内======

ガンの患者さんとご家族の方を対象に、下記の内容で講習会を予定しています。講習会の後に、ご参加いただいた方々と交流の場を設けますので、是非ご参加下さい。

テーマ:前立腺がんのお話、「最近の治療と地域連携ネットワークについて」

講師:武蔵野赤十字病院 泌尿器科部長、田中 良典 先生

日時:9月10日(金)14時~16時、 受付は13時30分から、

定員100名で当日の先着順で締め切りに致します。

場所:武蔵野赤十字病院、3番館1階 山崎記念講堂

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尚、武蔵野赤十字病院はJR中央線の武蔵境駅下車、南口から徒歩15分程です。コミュニティ・バスが便利です。

お話の内容は最近のガン治療に関する最先端のお話です。

それと地域連携ネットワークについてです。私もこの連携ネットワークのお陰で命拾いをしました。その経緯はこのブログで昨年の8月に掲載しました。

記事の題目は、「ガンになって知った個人病院と大病院の見事な連携プレイ」―東京都の地域医療支援病院制度― で御座います。クリックすると昨年の記事が出てきます。

9月10日は先着順で100名で締め切りになりますので、早めにお出かけ下さい。私も早めに参上いたします。

下に武蔵野赤十字病院の玄関のある建物の写真を掲載いたします。

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人生に疲れ、懐かしく思い出すShionさんの事、そして須賀敦子の世界

2010年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

ここ数日、イスラム圏と欧米の対立や争いについて記事を幾つか書いています。不毛な、そして愚かな争いです。そんな記事ばかり書いていると自分の心も殺伐として、何故か酷く疲れます。人生に疲れたようにも感じ、落ち込んでしまいます。

そんな時にはサンフランシスコの郊外に住んでいるShion さんという方のブログhttp://yoshieyw.exblog.jp を見ます。毎日、静かな日々を丁寧に過ごしているので、自分の気持ちも落ち着いてきます。何故かとても癒されるのです。

彼女を知り合ってから長い年月が過ぎました。懐かしい旧友のような感じです。昨日、ご無沙汰のお詫びかたがた、写真の転載許可のお願いのメールを送りました。すぐに丁寧な返事がきました。お元気でした。

Shionさんに会ったことはありません。しかし作家の須賀敦子さんが好きで、その足跡を追ってパリーの街々の写真を撮って来ました。私も須賀敦子さんの作品に惹かれていましたので、そのパリーの街々の写真をお願いしてこのブログで転載しました。それ以来、Shion さんが「須賀敦子のイメージ」と重ねて心に焼きついています。

須賀敦子さんの作品に、「コルシア書店の仲間たち」という自伝的な小説があります。独特な魅力がある小説です。書店に出入りする色々な階級や職業の人々との淡い交友を、何故か悲しげな筆致で描いた不思議な小説です。私もすっかり魅了され須賀敦子さんの全作品を読んだ家内にいろいろ聞いてみました。上智大学で働いている嫁から彼女のことも聞きました。須賀さんも一時期パリで勉強していた時代があったのです。惜しくも数年前に亡くなられてしまいました。

そんなことを思い出しながらShionさんのブログからサンフランシスコ郊外の静かな日常を偲ばせる写真を数枚お送り致します。お楽しみ頂ければ嬉しくおもいます。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

藤山杜人

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===尚、彼女自身による自己紹介を付記します====

サンフランシスコ郊外に在住しています。趣味や好きなことはたくさんあります。音楽特にクラシック音楽が大好きです。シンフォニーやオペラなどのコンサートに出かけたり、また楽器はピアノとほんの少しギターを弾きます。語学の習得も好きで、日本語と英語の他に、現在は独学でフランス語を勉強しています。感動することが大好きなので、音楽の他にも映画鑑賞や美術館や展示会巡りもよくします。読書、旅行、料理、エッセイを書くこと、ワークアウト、美味しいお料理やワインやデザートを求めてのレストランやカフェ巡りも同等に好きです。どうぞ宜しくお願いしますね。
もしお時間とご興味がありましたら、ブログの方もご覧になってくださいね。
http://yoshieyw.exblog.jp/
およびhttp://raffinee.exblog.jp/