上の写真はイエズス会石神井修道院の若い修練者が聖なるパンを信者に与えている場面です。この修練者の表情をよくご覧ください。限り無くやさしい表情をしています。そうです。イエス様の愛が彼の顔に漂っているのです。今年の春頃から毎週、日曜のミサのお手伝いに修道院から小金井教会へ来てくれています。
何度か立ち話をしてみると素晴らしい青年です。感動しましたのでイエズス会石神井修道院を訪ねて見ました。7月26日の暑い日でした。その折の記事を下に再掲載いたします。あわせてお読み頂ければ嬉しく思います。
「イエズス会石神井修道院の写真だけを、とりあえずお送りいたします」
このブログの記事ではいろいろな方々のインタビュー記事もあります。今日は気楽な気持ちで、イエズス会石神井修道院を取材してきました。
ところが、お会いして下さった塩谷恵策神父様に感銘を受け気楽な訪問記が書けなくなりました。博識な上、学問的に体系化された修道院の歴史を明快にご説明して下さいました。何も知らない小生へ分かり易くお話して下さったのです。
イエズス会士にお会いするのは初めてでした。昔から東洋文庫で中国や日本のイエズス会の会員の活躍を読んでいました。イエズス会士に会えるだけで興奮したのですが、お話の内容があまりにも感動的でした。これから少し調べたり、考えたりしてから記事として数回に纏めて見たいと思います。イエズス会の歴史、修道院の種類とそれぞれの役割、ヨーロッパ文化が投影されている教会組織と修道院の関係などを考えて、整理して記事に出来れば幸いと思っています。
今日は取りあえず、4枚の写真をお送りいたします。
上から順に、石神井修道院の書面玄関、船越保武氏作の和風姿のマリア様、石神井修道院の主聖堂、塩谷恵策神父様の御写真の4枚です。
なお船越保武氏は長崎の公園にある26聖人像を造った芸術家で、それに対して高村光太郎賞が1962年に与えられています。敬虔なカトリック信者で東京芸大の教授も務めました。