後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

今日も花園から沢山の花々を無料で頂いて来ました

2014年06月04日 | 写真

今年はどういう訳か写真を撮りに行った花園でどうぞご自由に花をおつみくださいという看板が出ています。
数日前に三鷹市花と緑の広場でヒナゲシとヤグルマソウを沢山つんで来ました。それも3日おいて又行ったら、どうぞと親切に、また言って下さいました。
そして今日は都立小宮山公園の花園でもご自由にお持ちくださいと書いてあります。

今年、三度目の豪華な花束を無料で作り家内へお土産にしました。
花の植え変え時期になると公共の公園では無料で花摘みをさせてくれるのです。なんという素晴らしいことかと感激しました。
小宮山公園ではまだ無料の花摘みをさせてくれるので管理室へお問い合わせの上、花ハサミとビニール袋とそれに入れる水をご持参のうえ、花摘みにお出掛け下さい。
広々とした花園で自由に花を積んでいると心が豊かになり幸せな気分になります。無料駐車場もあります。
下に今日の小宮山公園の花園の写真をお送り致します。
尚、小宮山公園の管理所の電話番号と地図は、http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access047.html にあります。駐車場は2ケ所にありますが下の駐車場への道は分かりやすいです。初めての方は地図でよく場所を確かめてからお出掛け下さい。とにかく分かり難い場所にあります。
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毎日、雨、雨、の鬱陶しい梅雨の季節を愉快に過ごす3つの方法

2014年06月04日 | 日記・エッセイ・コラム

いよいよ今年も梅雨が始まります。毎日、雨、雨、の鬱陶しい梅雨の季節です。

神経痛持ちの方はこの季節がいけません。体が痛みます。そして健康な人でも暗い憂鬱な気分になります。

そこで私は毎年、この梅雨時を楽しく、愉快に過ごすために、下に書いたような3つの事を実行しています。ご参考になれば嬉しいと存じます。

(1)梅雨時にだけ咲くいろいろなアジサイやアヤメの花を求めてあちこち出歩きます。

アジサイの花の名所は全国に沢山あります。皆様のお住まいの近くにもアジサイで有名なお寺やいろいろな品種を集めたアジサイ園が必ずあると思います。

東京近辺では箱根登山電車に沿ったアジサイが見事です。そして鎌倉の明月院もアジサイで有名です。府中の郷土の森博物館の公園も色とりどりなアジサイが集めてあります。自宅の庭にも花の塊の大きなものや小さなもの、ガクアジサイや「墨田の花火」という品種も咲きます。

一方アヤメも全国にアヤメ園が沢山あって、各地でアヤメ祭りがあります。ハナショウブ、カキツバタも咲きます。

関東では潮来のアヤメが有名です。しかし遠方なので最近は、近所の東村山市の北山公園のアヤメ祭りへ行くことにしています。自宅の庭には潮来から買って来たアヤメが毎年見事な花を咲かせています。今年はまだつぼみだけですが。

アヤメもアジサイも自宅の小さな庭のものだけでなく、広々と群生して、一斉に咲いている風景も素晴らしいのです。その華麗さを見ていると梅雨の鬱陶しさなどすっかり忘れてしまいます。

(2)梅雨時にしか見られない風景を求めてあちこち小さな旅をします。

「さみだれを あつめてはやし もがみがわ」という芭蕉の句のようにこの季節にしか見られない風景があります。

梅雨にけぶった山々の幽玄さや、五月雨を受けて流れ下る清流の風情などは一幅の日本画の世界です。河合玉堂の水車舟が梅雨の流れに浮かんでいる風景画を思い出します。

そんな風景を求めて鉄道の旅をしたりバス旅行をするのです。梅雨時ですから雨が止んでいても必ずお気に入りの傘と雨に強い靴を用意して家を出ます。軽くて簡便なビニール合羽も荷物の中に入れておきます。用意が万全ですと、とたんに旅が楽しくなります。雨よ降れ、降れというような鼻歌も出てきます。

それから梅雨の無い北海道の旅に行くのも良いものです。パック旅行で行くと驚異的な値段で行けるのです。6月に北海道に行くと暗い梅雨の気分なんかすっかり忘れてしまいます。

(3)日本に梅雨がある幸せを具体的にいろいろ考える。

これは梅雨時に起きる憂鬱な気分を吹き飛ばす精神療法の一つです。

梅雨が無ければ水田が干上がってお米が取れなくなります。梅雨こそ弥生時代から始まった日本の稲作文化の産みの親なのです。

その稲作文化は飛鳥天平時代から平安時代に花を咲かせ、数々の和歌や文学作品を生んだのです。

源氏物語や枕草子などは稲作文化によって出た余裕の結果なのです。宮廷の人々や貴族階級の人々の生活を支えたのが稲作と言っても過言ではありません。

そして梅雨の豊かな降水が日本の森や林を育て、緑豊かな風景を作り出しているのです。そして森林から流れ出た栄養価の高い水が日本近海の魚貝類を育てているのです。近海で魚が沢山獲れる幸運に感謝します。

私は梅雨の長雨で鬱陶しくなると、雨の無い中近東の砂漠の苦難に満ちた生活を想像します。昔見た「アラビアのロレンス」というイギリス映画の数々の砂漠の場面を思い出しています。ジリジリと照りつける太陽の下でロレンスが息も絶え絶えに砂漠を彷徨っている場面です。所有主が決まっていいる井戸から無断で水を飲んだ男を一発で射殺すアラブの男の無表情を思い出します。

雨が降らないと人間は気が変になるのです。

この豊かに雨の降る梅雨の季節へ感謝です。この美しい日本に生まれ育った幸運に感謝します。

以上の3つの方法で私は毎日、雨、雨、の鬱陶しい梅雨の季節を愉快に過ごしています。

下に昨年の6月にこのブログで掲載したアジサイとアヤメの写真と、そして北海道の6月の風景写真をお送り致します。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

 後藤和弘(藤山杜人)

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===昨年の6月にこのブログに掲載された花々の写真記事=======

http://ymanasi-satoyama.blog.ocn.ne.jp の2013年6月の記事です。

今年もモリアオガエルの樹上の卵塊の写真を撮りに森深く入る

山と川、そして山里に咲く花々の写真をお楽しみ下さい

花々の園の写真をお楽しみ下さい

神代水生植物園の菖蒲の花をお楽しみください!

毎日、梅雨の雨に降り込まれているといろいろな人の人生を想う

白馬山の麓に咲く花の写真をお楽しみ下さい!

5年前に我が家の庭に移植した潮来のあやめが今年も咲きました・・・年々歳々人同じからず

東村山市北山公園の菖蒲の花々をお楽しみ下さい!

三鷹市花と緑の広場のいろいろな花をお楽しみ下さい

さきほど撮って来たヒナゲシの写真をお楽しみくいださい