ドイツの花と言っても特に特徴がないように見えます。オランダの花卉栽培農家が品種改良した園芸種を情熱的に窓枠に植えたり庭に植えています。
ドイツ人は花を飾ることに対して強い情熱を持っています。彼等は何事に対しても徹底的にするのです。お墓にもいつも色鮮やかな花々を飾っています。
ドイツ文化の長所でもあり怖さでもあります。
南ドイツに家族と共に住んでいました。子供は小学校とキンダーガルテンに通っていました。週末には近郊へのドライブを習慣にしていました。
冬の間一面雪に覆われていた地面が復活祭の頃一気に春の兆しを見せます。牧場地帯や麦畑の農村地帯を車で走っていると一面の菜の花に遭遇したり、黄色いレンギョウの茂みを見つけたりします。
そして5月になるとサクランボの花が青い空にピンクに輝いています。リンゴの花も咲いています。コクリコやバターカップも緑の野原に鮮やかな彩りを加えています。
牧歌的という言葉がありますが、ドイツの農村は教会の尖塔が遠方に見え、花々が咲いていて実に心のなごむところです。家々の出窓にゼラニュウムやペチュニアの鉢を飾っているのはスイスでもよく見られる光景です。下は南ドイツのアルプス地方の農家です。ここまで来るとスイス文化圏に入ります。
写真の出典は、http://bon-voyage.cocolog-nifty.com/blog/cat4129186/ です。
写真の出典は、http://plaza.rakuten.co.jp/prezzemolo/diary/200610050000/です。
上のレンギョーの花の写真の出典は、http://www.puky.jp/season/season_8.htmlです。
写真の出典は同じく、http://www.puky.jp/season/season_8.htmlです。
上のリンゴの花の写真の出典は、http://orne.exblog.jp/i4/ です。
ボーデンゼーにある島のチューリップ畑です。