後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

長年連れ添った夫婦の一方が急死した場合には・・・

2014年08月07日 | 日記・エッセイ・コラム

老境になると長年連れ添った夫婦の一方が急病になり一晩で亡くなってしまう場合もあります。

あまりにも急で心の準備も出来ません。動転し、どうしてよいか判らなくなります。

食欲も無くなり、夜も眠れません。毎日暗い気持ちで、自分が生きているのか死んでいるのか判然としません。

このような悲劇が起きた場合の対処法を少し書いてみます。

以下のことが少しでも出来れば悲しみもほんの少しはやわらぐのです。

(1)他人の目を一切気にしないで泣けるだけ泣くことです。徹底的に悲しみます。悲しみを家族や友人に話をします。間違っても悲しくないという態度はとらないことです。

(2)何故、急病になったかとその原因をあれやこれや考えないことです。考えれば人の不注意をなじることになります。故人を傷つけます。そして自分が早く病院へ連れて行かなかったことを思い、自分を傷つけます。

ですから何故と考えないで下さい。起きたことは素直に受け入れて、その原因を考えないことです。

こんなことを書いても無駄です。素直に受け入れることなど到底不可能です。という合間、合間に素直に受け入れようとしてみて下さい。たとえ一瞬でも受け入れることが出来ればそれで良いのです。

(3)お葬式はしなくても良いのですが、どちらかというとお葬式をすると悲しみが少しだけ消えます。

もし故人も自分も無宗教なら和尚さんをよんで仏式でするほうがいろいろな面で都合が良いものです。

お葬式とは僧侶が故人へ戒名を与えて出家させ、お経をあげてお釈迦様の弟子として冥界へ送りだすことです。(戒名は自分で作り方を調べて自分で故人へ送っても良いという考え方もあります。)

自分が無宗教なら仏教を信じる必要はありません。しかしお葬式で唱える般若心経と大悲心陀羅尼という2つのお経の意味をネット調べるとで悲しみが少し和らぎます。

(4)故人の遺骨は埋葬しないで自宅に置くのも良いものです。この場合、お線香や故人の好きだった食べ物を供え供養をします。毎日でなく、時々でも良いのです。

そういうことを続けていると次第、次第に悲しみも癒され、遺骨を埋葬し、故人をお釈迦様の足元へ送り出したくなるものです。

お釈迦様なんか信じられないと言って良いのです。言ってみると、逆の考えが浮かんできます。

ヒョットすると故人は冥界に生きていてお釈迦様が大事にしてくれていると思える瞬間があるものです。一瞬でもこのように思えれば悲しみやわらぐがのです。別に仏教を信じ、仏教徒になる必要などありまぜん。

(5)お葬式のあと僧侶は決まり文句を言います。

「功徳を積んで個人へ差し上げなさい。それが一番の供養になります。生きている人間が冥界にいる故人へしてあげることはそれ以外に無いのです。」

自分が善い行いをすることを功徳をいいます。それを積み重ねて、束になったら冥界にいる故人へ手渡して下さい。冥界にいる故人が一番喜ぶことは功徳の束を貰うことです。

こんな説教は信じる必要はありません。しかしバカになった心算で実行してみて下さい。そしてそれを束にして故人へ手渡して下さい。悲しみが薄らぎます。

功徳とは近所の人に優しくすることです。神社仏閣へお参りしてお賽銭を何時もよりは多めに上げることです。そしてボランティア団体に寄付することも良いものです。あるいは生き物の命を助け自然界へ放してやっても良いのです。

上に書いた(1)から(5)を考えながら、とにかく時間が流れ、日々が流れゆくのを待ちます。49日が過ぎ、100日が過ぎ、1年、2年と時が過ぎ去ります。

悲しみは絶対に忘れませんが、心が平静になって行きます。時間の経過が平穏な心を取り戻してくれるのです。いかがでしょうか? 

亡くなられ方の冥界での幸福を祈ります。ご冥福を祈ります。

私はカトリックですが、上に書いたことは日本人としていつも考えている事です。

下の写真はあるお寺の写真です。この記事の挿絵代わりにお送りします。

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夏は混雑の無い湖岸で遊ぼう!・・・富士五湖の魅力

2014年08月07日 | 日記・エッセイ・コラム

最近のニュースで理研のSTAP細胞の論文偽造の責任者であった笹井芳樹副センター長が自殺したと報道されていました。

彼は間違いなくバイオ研究の世界的な研究者で、彼の数十編の投稿論文は高く評価されていたそうです。

海外で印刷公表された彼の学術論文は文字通り遺産となってしまったのです。

彼は人間的魅力にもあふれ、また文部科学省の官僚との予算交渉でも抜群の成果を挙げ、神戸にある立派な理研の建設の最大の功労者だったようです。

享年52歳。若すぎる死です。せめて彼の冥界での幸せをお祈りいたします。

昨日はもう一つ衝撃的なニュースがありました。朝日新聞が過去32年前の韓国従軍慰安婦の強制連行の記事が間違だったという独自の検証結果を発表したのです。

謝罪しても覆水盆に返らずという諺どおり、日韓関係の改善には何も影響がありません。

ほとんど全ての韓国人は日本側による強制連行を信じ込んでいるのですから事態は好転するはずがないのです。彼等の立場から見ると最近の日本の右傾化の圧力で朝日新聞の態度が変わったと理解するに違いありません。

日韓関係がここまでこじれると友好関係への道が険しすぎるのです。暗いニュースです。朝鮮併合の負の遺産に暗然とします。

そこで悲しいニュースや暗い話を忘れて、大いに夏を楽しむヒントをご紹介したいと思います。これは地域が首都圏に限定された話で恐縮です。お許し下さい。

それは海水浴のかわりに富士五湖の湖岸に家族連れで行って水遊びを楽しむことです。

鎌倉や湘南の海岸では車の乗り入れが厳重に禁止されています。

しかし富士五湖も河口湖の奥の方や西湖まで行けば、車を湖岸まで乗り入れ自由な浜辺があちこちにあります。そして精進湖や本栖湖まで足を延ばせは、そこは人混みの無い静かな別天地です。

涼しい湖岸はゴミも無く、水は澄んだでいて底まで見えるのです。下に富士五湖の名前を示します。

  • 本栖湖(もとすこ) 富士河口湖町、身延町
  • 精進湖(しょうじこ) 富士河口湖町
  • 西湖(さいこ) 富士河口湖町
  • 河口湖(かわぐちこ) 富士河口湖町
  • 山中湖(やまなかこ) 山中湖村
  • 山中湖と河口湖以外の湖岸では人々がのびのびと大きなテントをはり、水泳や

    ウインドサーフィンを楽しんでいます。自由に楽しんでいます。

    オートキャンプ場として入場料をとる湖岸もありますが、大部分は無料です。

    そんな自由に遊べる湖岸へ車を入れ、過ぎ行く夏を楽しんでいる人々の群れの写真を下に示します。

    一番上の写真は河口湖の南端の湖岸の様子ですが、他の4枚の写真は西湖の湖岸の様子です。撮影は2010年8月16日でした。家内と行った日帰りの旅でした。

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