熊野三山めぐりの3日目は最大の難所の大雲取越えだ。この日は朝から快晴、素晴らしい日の出が見られるとのことで、昇る朝陽を観賞せんと早起きしホテルの展望台へ。
約16km(標高差800m)、所要時間は7時間の道程を考え宿のバスで早目に出発し昨日のゴールの大門坂入口の駐車場へ。
・午前6:18頃水平線より太陽が顔を出した
・6:21には丸い太陽になった。沖行く船が微かに見える
・大門坂入口の駐車場で準備体操の後に歩きはじめ大門坂に入る
・大門坂を登り約40分で熊野那智大社入口に至り石段を登る
・熊野には何度も来ているが那智大社参拝は初めてだ
・本殿では巫女さんが雅楽に合わせて舞をしていた
・隣接する青岸渡寺にもお参り。荘厳な感じのお寺だ。仁徳天皇の時代(4世紀)、天竺(インド)から渡来した裸形上人による開基と謂われる
・青岸渡寺の境内からは昨日見た那智大滝が目の前に。この構図はパンフレットで見るなあ!
・青岸渡寺からいよいよ大雲取越えが始まる
・山道はどんどん険しくなり心臓パクパクだ
・船見茶屋跡でランチタイム。ここから那智勝浦町が一覧できる
・昼食後は越前峠に向かって進む。まだ遥か彼方だ
・山道脇に可愛い石仏。旅の途中亡くなった人の慰霊のために設けたか
・今回の最高地点の越前峠はもすぐだ。晩秋の日は短く特に森の中は暗くなるのが早い
・最高地点(870m)の越前峠で一休み
・苔むした円座石(わろうだいし)では熊野の神々が座って談笑したり、お茶を飲んだ りしたという謂れが伝わる
・ここは大雲取越えの終点だ。もうすぐ今夜の宿”小口自然の家”だ
・廃校になった中学校をリフォームした”小口自然の家”で整備体操後に宿泊
次回その4は「11/8小雲取越え」をアップします