半蔵門線押上駅を地上に出ると、浅草通りと四つ目通りの交差点。浅草通りは、東から西へ、四つ目通りは北から南へ。それでも、車の通りはそれほど激しくはありません。浅草通り。東に向かうと、道幅も急に狭くなり、明治通りにぶつかって終点。そのせいもあるかもしれません。
その通りに、歩道橋が架かっています。この間通りかかったら、歩道橋が緑のシートに覆われて、警備員が立っています。よくよく見ると、「歩道橋の塗り替え工事」と看板が。
この通り、西に向かっても、歩道橋は一つもありません。もっと人通りの激しい交差点にもありません。東にゆくと、ぽつんと一つあるだけ。その塗装工事なのでしょう。たしかにペンキがはげてボロボロ。でも、どうして今になって塗装工事をするのでしょうか?
この歩道橋。もう15年以上通りかかりますが、人が利用している姿を全く見たことがないのです。なぜなら、その歩道橋のほぼ真下に、信号機付きの横断歩道があるのです。
かつて、この歩道橋の付近。押上駅から地上に出てきた人たちが、広い浅草通りを突っ切って、向こう側に渡っていました。実に危険な横断。事故もあったでしょう。道のまん中に、植え込みを作ったりしても、すぐにそれが踏まれて通り抜けられるようになってしまう。今度は、背の高い頑丈な鉄製の柵を、ずっと切れ目なく設置しました。さすがにそうなると、無理に横断する人もいなくなりました。
実は、その間、ずっと歩道橋は、あったのです。誰も利用しない!そこで、信号機付きの横断歩道が出来ました。皆、それを利用するようになりました。その信号は、けっこう歩行者には便利。頻繁に信号が青になるのです。
一方、このあたりの歩道。電柱が撤去され、歩道が広くきれいに整備され、壊れかかったアーケードも撤去されて、広々とした趣になり、自転車と歩行者の区分もできて、明るい感じです。
それもこれも、600㍍タワーがこの付近に出来ることになったから。おそらくこの通りも、賑やかな「観光」通りにでもするつもりなのでしょう。
その大きな変貌の中で、ひときわ異彩を放っていたのが、誰も渡らない(利用しない)汚らしい歩道橋。だからということでしょうか、今回の工事は。
でも、撤去した方が手っ取り早く、かえって景観的にもいいのではないかと思います。むしろ、もっと激しい通りに歩道橋を設置した方がいいとすら思います。
朝早くから、警備員が2,3人、立っています。地元の零細な塗装業者に、お金を落とすためなら、何となく理解できますが、まったく無意味な工事ではないでしょうか。
職場近くの京葉道路。その歩道橋は、駅前を除いて、ほとんど撤去されてしまいました。災害時の緊急道路対策というためでしょう。そのかわり、景観はよくなりました。近所の商店も喜んでいます。
それに比べて、この浅草通りの歩道橋塗り替え工事。無駄な工事ではないでしょうか。これが、例の「道路特定財源」から支出されていたとしたら、ますます問題です。当局者の態度を確かめたいものです。
その通りに、歩道橋が架かっています。この間通りかかったら、歩道橋が緑のシートに覆われて、警備員が立っています。よくよく見ると、「歩道橋の塗り替え工事」と看板が。
この通り、西に向かっても、歩道橋は一つもありません。もっと人通りの激しい交差点にもありません。東にゆくと、ぽつんと一つあるだけ。その塗装工事なのでしょう。たしかにペンキがはげてボロボロ。でも、どうして今になって塗装工事をするのでしょうか?
この歩道橋。もう15年以上通りかかりますが、人が利用している姿を全く見たことがないのです。なぜなら、その歩道橋のほぼ真下に、信号機付きの横断歩道があるのです。
かつて、この歩道橋の付近。押上駅から地上に出てきた人たちが、広い浅草通りを突っ切って、向こう側に渡っていました。実に危険な横断。事故もあったでしょう。道のまん中に、植え込みを作ったりしても、すぐにそれが踏まれて通り抜けられるようになってしまう。今度は、背の高い頑丈な鉄製の柵を、ずっと切れ目なく設置しました。さすがにそうなると、無理に横断する人もいなくなりました。
実は、その間、ずっと歩道橋は、あったのです。誰も利用しない!そこで、信号機付きの横断歩道が出来ました。皆、それを利用するようになりました。その信号は、けっこう歩行者には便利。頻繁に信号が青になるのです。
一方、このあたりの歩道。電柱が撤去され、歩道が広くきれいに整備され、壊れかかったアーケードも撤去されて、広々とした趣になり、自転車と歩行者の区分もできて、明るい感じです。
それもこれも、600㍍タワーがこの付近に出来ることになったから。おそらくこの通りも、賑やかな「観光」通りにでもするつもりなのでしょう。
その大きな変貌の中で、ひときわ異彩を放っていたのが、誰も渡らない(利用しない)汚らしい歩道橋。だからということでしょうか、今回の工事は。
でも、撤去した方が手っ取り早く、かえって景観的にもいいのではないかと思います。むしろ、もっと激しい通りに歩道橋を設置した方がいいとすら思います。
朝早くから、警備員が2,3人、立っています。地元の零細な塗装業者に、お金を落とすためなら、何となく理解できますが、まったく無意味な工事ではないでしょうか。
職場近くの京葉道路。その歩道橋は、駅前を除いて、ほとんど撤去されてしまいました。災害時の緊急道路対策というためでしょう。そのかわり、景観はよくなりました。近所の商店も喜んでいます。
それに比べて、この浅草通りの歩道橋塗り替え工事。無駄な工事ではないでしょうか。これが、例の「道路特定財源」から支出されていたとしたら、ますます問題です。当局者の態度を確かめたいものです。