首相演説「深い反省」表明…「おわび」に触れず(読売新聞) - goo ニュース
「反省してます。」
「何を反省しているのだ?」
「だから、深く反省しています。」
「何を?」
「分からないですか、これだけ反省しているっていうのが」
「具体的じゃないでしょう、反省、反省だけでは。」
「そんなことはありませんよ、きちんと言っているじゃないですか。先の大戦の、って。」
「いったい、その何を?」
「だから反省している、といってるじゃないですか。」
「そんな言い方では世間じゃ通用しないよ。」
「未来志向ですから、私は。もう終わったことですし、深く反省しているんですからいいじゃないですか。その後、反省して平和志向で来ているじゃないですか。くどいですね、いつまでも、いつまでも。」
「そういってもねぇ、君。具体的にはこういうことを反省しています。だから、もう二度としません、と。反省文だってそうでしょう。ただ反省しています、だけじゃあ、何を反省しているんだか分からないでしょう。また同じことをしでかすかもしれないし。」
「ま、その時は別の事情が出てくるかもしれないし、反省するか、詫びるかどうかは、その時の責任者の考えであって、今の時点でどうするかなんて分かるわけないでしょう。何たって未来、未来志向でいきましょう、未来志向。いまさら、昔のことをあれこれほじくり返したってしょうがないでしょう。」
「君の先輩方もそれなりにお詫びしてきたんだがね。」
「そんな、お宅を侵略したかどうか、定義はいろいろあるし、それに同じことを言ってもしょうがないでしょう、終わったことだし。それこそ、その程度の真似ならば、猿でもできますよ。」
「そうやっていよいよ居直ってきたか。」
「だいたい、責任は、責任はって言ったて、お宅達にもあるんじゃないですか。こっちかから好きで仕掛けたものじゃないんですから」
「そのために多くの犠牲者が出たことにもほおかむりかね。」
「そうそう、バンドン会議で採択された平和原則ってやつですか、あれはすばらしいですよね。そのことは自信を持って引用しました。」
「話題をずらすのは相変わらず上手だね、君は。君ね、あの歴史的なアジアアフリカ会議には、あんた達は閣僚クラスも送り込まないで、アメリカの顔をうかがって、つかず離れずの様子見だったんじゃないの、あの時は。」
「いや、大歓迎されましたよ。日本が我々の地主の米・英に対して戦ってくれたんで、今の我々があるんだって、それこそ大歓迎でしたよ。」
「当事者の批判を一切受け付けずに発した大東亜宣言のことかね、大東亜戦争を遂行する為の錦の御旗だった、例の大東亜共栄圏賛美のあれのどこが? 」
「そんなこと、僕はよく知りませんよ。だって、あれからもう60年ですよ。平和国家であり続けてきたって、いいじゃないですか、すばらしいじゃないですか。過去の歴史にこだわってもしょうがないでしょう。未来志向でいきましょう、いきましょう。だいたい、お宅の家の方も相変わらずごたごた続きじゃないですか。そっちの方を心配してますよ。そうそう、お隣の家はどうですか、心配で心配で。我が家の連中にもそれなりの対応を取るよう、・・・」
「ちょっと、ちょっと。それもこれもお宅の家訓の第9条が抑止力として働いていたんじゃないの? それに目をつぶってはいけないと思うがね。」
「いや、未来志向で忙しくて、忙しくて。ま、今日はこれで。」
と、そのまま意気揚々と去って行ったアベ。
平和十原則(正式名称:世界平和と協力の推進に関する宣言)。「バンドン十原則」。
1.基本的人権と国連憲章の趣旨と原則を尊重
2.全ての国の主権と領土保全を尊重
3.全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する
4.他国の内政に干渉しない
5.国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重
6.集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない。また他国に圧力を加えない。
7.侵略または侵略の脅威・武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立をおかさない。
8.国際紛争は平和的手段によって解決
9.相互の利益と協力を促進する
10.正義と国際義務を尊重
第二次世界大戦後10年を経て、過去の歴史の深い反省・教訓の上に、朝鮮戦争後、東西対立の厳しい中で、アジア・アフリカ諸国が満場一致で採択した「平和十原則」。文言のいいとこ取りでは困るのだが、今度は、この宣言の、別のいいとこ取りをする気配だ。
「反省してます。」
「何を反省しているのだ?」
「だから、深く反省しています。」
「何を?」
「分からないですか、これだけ反省しているっていうのが」
「具体的じゃないでしょう、反省、反省だけでは。」
「そんなことはありませんよ、きちんと言っているじゃないですか。先の大戦の、って。」
「いったい、その何を?」
「だから反省している、といってるじゃないですか。」
「そんな言い方では世間じゃ通用しないよ。」
「未来志向ですから、私は。もう終わったことですし、深く反省しているんですからいいじゃないですか。その後、反省して平和志向で来ているじゃないですか。くどいですね、いつまでも、いつまでも。」
「そういってもねぇ、君。具体的にはこういうことを反省しています。だから、もう二度としません、と。反省文だってそうでしょう。ただ反省しています、だけじゃあ、何を反省しているんだか分からないでしょう。また同じことをしでかすかもしれないし。」
「ま、その時は別の事情が出てくるかもしれないし、反省するか、詫びるかどうかは、その時の責任者の考えであって、今の時点でどうするかなんて分かるわけないでしょう。何たって未来、未来志向でいきましょう、未来志向。いまさら、昔のことをあれこれほじくり返したってしょうがないでしょう。」
「君の先輩方もそれなりにお詫びしてきたんだがね。」
「そんな、お宅を侵略したかどうか、定義はいろいろあるし、それに同じことを言ってもしょうがないでしょう、終わったことだし。それこそ、その程度の真似ならば、猿でもできますよ。」
「そうやっていよいよ居直ってきたか。」
「だいたい、責任は、責任はって言ったて、お宅達にもあるんじゃないですか。こっちかから好きで仕掛けたものじゃないんですから」
「そのために多くの犠牲者が出たことにもほおかむりかね。」
「そうそう、バンドン会議で採択された平和原則ってやつですか、あれはすばらしいですよね。そのことは自信を持って引用しました。」
「話題をずらすのは相変わらず上手だね、君は。君ね、あの歴史的なアジアアフリカ会議には、あんた達は閣僚クラスも送り込まないで、アメリカの顔をうかがって、つかず離れずの様子見だったんじゃないの、あの時は。」
「いや、大歓迎されましたよ。日本が我々の地主の米・英に対して戦ってくれたんで、今の我々があるんだって、それこそ大歓迎でしたよ。」
「当事者の批判を一切受け付けずに発した大東亜宣言のことかね、大東亜戦争を遂行する為の錦の御旗だった、例の大東亜共栄圏賛美のあれのどこが? 」
「そんなこと、僕はよく知りませんよ。だって、あれからもう60年ですよ。平和国家であり続けてきたって、いいじゃないですか、すばらしいじゃないですか。過去の歴史にこだわってもしょうがないでしょう。未来志向でいきましょう、いきましょう。だいたい、お宅の家の方も相変わらずごたごた続きじゃないですか。そっちの方を心配してますよ。そうそう、お隣の家はどうですか、心配で心配で。我が家の連中にもそれなりの対応を取るよう、・・・」
「ちょっと、ちょっと。それもこれもお宅の家訓の第9条が抑止力として働いていたんじゃないの? それに目をつぶってはいけないと思うがね。」
「いや、未来志向で忙しくて、忙しくて。ま、今日はこれで。」
と、そのまま意気揚々と去って行ったアベ。
平和十原則(正式名称:世界平和と協力の推進に関する宣言)。「バンドン十原則」。
1.基本的人権と国連憲章の趣旨と原則を尊重
2.全ての国の主権と領土保全を尊重
3.全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する
4.他国の内政に干渉しない
5.国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重
6.集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない。また他国に圧力を加えない。
7.侵略または侵略の脅威・武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立をおかさない。
8.国際紛争は平和的手段によって解決
9.相互の利益と協力を促進する
10.正義と国際義務を尊重
第二次世界大戦後10年を経て、過去の歴史の深い反省・教訓の上に、朝鮮戦争後、東西対立の厳しい中で、アジア・アフリカ諸国が満場一致で採択した「平和十原則」。文言のいいとこ取りでは困るのだが、今度は、この宣言の、別のいいとこ取りをする気配だ。
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