写真は、昨年12月29日。
今日、1月6日(土)は二十四節気の23番目「小寒」。
♪おおさむこさむ
山から小僧が泣いてきた
※この「泣いてきた」の歌詞については、「やってきた」、「飛んできた」など、微妙に異なる歌われ方が存在するようです。
また、お天気用語では、「大寒」、「小寒」は、「だいかん」「しょうかん」と読みます。
関東地方。「小寒」とは裏腹の、暖かく晴れた日が続きます。
また、今年は始業式が9日(火)とけっこう長い冬休みです。
元旦の能登半島地震ではまだまだ行方不明者の捜索が続き、飲料水、食料不足など被災者の大変な状況が続く中、明日は警報級の豪雨になる、との予報。
日本列島。無慈悲な自然災害、いや航空機の大事故など人事災禍と、何ともやりきれない状況が次々と襲ってきているようです。・・・
さて、「小寒」は、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と「大寒」の中間。いわゆる「寒の入り」となるわけです。
そして、小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、これから冬本番を迎えます。
剣道や柔道などの「寒稽古」や「寒中水泳」が行われるのは、この「寒」の時季。
「年賀状」を出しそびれたり、返事を書く場合は、「寒中見舞い」となります。
これらは恒例の行事ですが、70年以上昔、近所の「中川(放水路)」で寒中水泳が行われ、抜手(ぬきて)などの泳法や扇子に文字を書く泳ぎを見て驚いた記憶があります。今では考えられないほど。
寒が明けると「立春」(2月4日)。その前日が「節分」。
※二十四節気は、「立春」から始まり「大寒」で終わります。
「七十二侯」では、
・初侯 1月6日〜1月10日頃
芹乃栄 せりすなわちさかう
春の七草のひとつである芹(せり)が生えだす頃。
・次侯 1月11日〜1月15日頃
水泉動 しみずあたたかさをふくむ
地中で凍っていた泉の水が溶け、動き出す頃。
・末侯 1月16日〜1月19日頃
雉始雊 きじはじめてなく
雉の雄が雌へ求愛のため鳴きはじめる頃。
「大寒」は、20日ですから、いよいよ冬本番ということになるはずですが。はたして?
明日、1月7日(日)は、「七草」。
1月7日 。「人日(じんじつ)」の節句に、 春の七草を 「七草粥(ななくさがゆ)」として、食べる習慣があります。
(「向島百花園」にて)
『せり・なずな ごぎょう・はこべら・ほとけのざ すずな・すずしろ はるのななくさ』
1月11日(木)は、「鏡開き」。
次の写真は、一昨年の1月6日。けっこうな雪模様に。
午後4時過ぎの「スカイツリー」のようすをまとめて。
本格的な寒さが今年は? さらに雪は・・・。
「大寒」は、1月20日(土)。
※二十四節気の解説等は、「暦生活」HPより。
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