おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

西新井駅西口地域再開発の波

2010-09-20 21:12:23 | つぶやき
 久々に東武伊勢崎線・西新井駅で降りました。目的地は、東口側。ここもずいぶん変わっていましたが、西口は様変わり。もう20年以上前。この駅から少し千住寄りの駅近くに職場があった関係で、竹の塚とか西新井とかに出向いたこともありましたが、その頃の西新井駅。西新井大師線への乗り換え駅くらいの感じで、東側に少し商店や住宅が広がっていただけの印象。西側は梅島寄りには東武鉄道の車両工場があり、西口を出ると、日清紡の東京工場。広大な敷地でした。ですから、何もなく、雑然とした街並みだったような・・・。駅ビルはあったような気がしましたが。北側は環七。西新井駅は、バスの発着が多かった。
それが、この間行ってみてびっくり仰天!
 日清紡東京工場はすでになく、その跡地を中心とした再開発事業が進んで、ほぼ完成。駅前は、まだまだゴミゴミしていますが。この西新井駅前複合都市開発計画は、正式名称は「西新井ヌーヴェル」というとか。
この再開発。A街区からH街区まで区分けされ、各街区には商業施設、総合病院、分譲マンション、西新井警察署、賃貸マンションなど広大な敷地に配置、建設されています。アリオ西新井(イトーヨーカドー、TOHOシネマズ、無印良品など)は、実に大きな建物で、はるか遠くに見えました。「西新井さかえ公園」という大きな公園も建設されているそうです。
 時間もなくて、西口からちょっと出たくらいで何も分かりませんが、整然とした街並みが出現していました。
 もともと「西新井」という地名の由来は、826年(天長3年)空海上人が加持祈祷をした際に、水が湧き出てできたという總持寺(西新井大師)内の井戸が本堂の西側にあったことからと伝えられ、江戸時代には、西新井大師の門前町として発展しました。今でも賑やかな門前町となっています。駅の西側は、日清紡に通う人々で行き交う町。一方で、その工場の存在でぎゅっと住宅地、商業地としての発展が抑えられていたのも事実。
 それが、こうして、様変わり。西新井駅の梅島方には東武鉄道西新井工場がありましたが、ここも、閉鎖・撤去され、高層マンションに変わっています。
 日清紡への引き込み線や工場への引き込み線など、今でもその痕跡が道路として残っているのか、さらにモニュメントなどもあるのか、今度、ゆっくり出かけて、調べてみたいと思います。
 写真は、元工場跡地の東の外れ(駅に近い側)に当たる地域。おそらく引き込み線は左側に沿ってあったと思われます。

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