安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

晩秋の白馬・小谷へ(3)【おたり名産館で蕎麦、栂池高原から「塩の道」散策】

2021-11-11 19:30:00 | お出かけ・その他

晩秋の白馬・小谷への3回目で最終です。大出公園散策のあと、白馬村から小谷村へ移動して、「おたり名産館」で昼食に蕎麦を食べ、そのあと、栂池まで戻り、そこから古道の「塩の道」の一部を歩きました。

おたり名産館の蕎麦ですが、美味しくてびっくりしました。地元でとれる粉がよく、新そばのせいでしょうか。街道歩きも面白く、天候に恵まれた楽しい一日になりました。

(おたり名産館

住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙6747
電話:0261-82-2526
ホームページ:おたり名産館 - 南小谷/そば | 食べログ (tabelog.com)

目に留まった蕎麦屋さんに入りました。

注文したのは、天ざる蕎麦です。

新そばです。小谷産のそば粉を使用しているようですが、香り、味ともによく、行列が出来ていて、人気なのが納得。

天ぷら。こちらもかなり美味しくてびっくり。小谷村では、「蛍」という蕎麦屋さんが有名ですが、おたり名産館も入る価値があるお店でした。

薬味も素晴らしい。満足。

クマ汁とか、クマカレーといった、このお店ならではのメニューもあります。

おたり新そば祭りのチラシ。

(塩の道 千国街道散策)

塩の道は、新潟県の糸魚川から長野県の松本城下まで約三十里(百二十キロ)を結び、信州側で「糸魚川街道」、越後側で「松本街道」と呼ばれた千国街道は又の名を塩の道といわれています。
戦国時代、上杉謙信がこの道を経て、仇敵武田信玄に塩を送ったという「義塩」の有名な故事により名付けられたようです。(参考)塩の道・紅葉ウォーキング~秋の塩の道祭り~を長野県小谷村で開催。2021年11月13日(土)|小谷村のプレスリリース (prtimes.jp)

おたり名産館でいただいた、このマップがわかりやすかった、左のSTART地点から、牛のイラストがある千国番所まで歩きます。(参考)長野県小谷村観光公式サイト|雪と緑と温泉のふるさと、信州おたり|おたりを歩く&登る|塩の道 (vill.otari.nagano.jp)

つがいけロープウェイ乗り場から、少し下ったところです。ここからスタートしました。

平らなところを行きます。

前山百体観音。西国、秩父、坂東の百番霊場に合わせた観音像が、白馬三山を望んで立ち並んでいます。

背後の樹も入れて撮影。

このへんからの北アルプス方面

歩きやすい道です。

塩蔵。牛方宿とともに、旧街道に現存する唯一の建物だそうで、塩を保管した建物です。大網にあったものを移築して、この場所にあります。

牛方宿。牛は土間、牛方は牛の姿が見える2階に寝泊まりしたそうです。千国街道に現存する唯一の牛方宿で、長野県宝。

牛方宿入口。

舗装道路から谷合の道に入ります。

弘法清水。牛や牛方がのどを潤した冷水が湧きだしています。牛用と牛方用と、二つ水場があります。

このあたりよいムードです。

   

錦岩。雨に濡れると、ことさら石の色が赤く変わるそうです。

牛つなぎ石。巨石に牛の手綱を結ぶ穴をあけてあります。

   

道の横には、渓流があります。

親坂は勾配が急で牛にとっては難所だったようです。

親坂石仏群

花ワラビ(冬の花蕨)がありました。

川を渡ります。

橋から上流方向

進行方向の山々。

里の紅葉といった感じで、太陽光を浴びてきれいでした。

右は、復元された千国番所。左に千国の庄史料館。本日のゴールとしました。