高瀬渓谷の2回目です。今回は、七倉広場から高瀬ダムまでの行程と、高瀬ダムの景色について記します。行程を再掲します。
【行 程】
大町ダム 10:30~45 → 七倉ダム 11:06~31 → 七倉広場 11:41 → 高瀬ダム 12:46~13:04 → 七倉広場 14:10
(温泉)葛温泉 高瀬館 (お茶)UNITE(ユナイト)珈琲
(七倉広場~高瀬ダム)
七倉広場には、タクシーが停まっていて、高瀬ダムまでタクシーで行くことができます。
広場の樹木の様子です。
七倉山荘。日帰り入浴や昼食に利用することができます。ホームページ:中部山岳国立公園 源泉一軒宿 七倉温泉 七倉山荘 (webmarunaka.com)
橋を渡り、トンネルを抜けて行きます。
橋の左手(下流)には、七倉ダムの貯水池が見えます。
右手は渓流。
トンネルの入り口からほんの少し行くと、右手に七倉岳登山口があります。
七倉岳への登山道がここから延びています。秋らしい景色に思わず撮影。
トンネルを抜けてしばらく歩くと新高瀬川発電所があります。新高瀬川発電所は、東京電力リニューアブルパワーの管理する地下発電所です。揚水式水力で、最大出力は128万KW。上部貯水池が高瀬ダム、下部貯水池が七倉ダムです。
途中のトンネル手前に小さな渓流がありました。良い雰囲気なので撮影。
拡大
水量はありませんが、鮮烈な水の流れです。
女性の二人連れと行き会いました。人数は多くありませんが、歩く方もいました。
進行方面には、北アルプスが見えています。
(高瀬ダム)
高瀬ダム(たかせダム)は、長野県大町市、信濃川水系高瀬川の上流部にある発電用ダムです。管理は東京電力リニューアルブルパワー。高さ176mのロックフィルダムで、黒部ダムに次ぐ日本第二位の高さだそうです。高瀬ダム(標高1,271m)は烏帽子岳(2,628m)の登山口でもあります。
1時間弱で、高瀬ダムの堤体が見える地点に到着。
ダムの天端部目指して上っていきます。
進行右手の雑木林。きれいでした。
堤体に道路が設けられています。ダンプカーも走れる道だと思いますが、ジグザグに天端部まで続きます。
振り返って撮影。まずまず綺麗でした。
アップ。
進行方向上部を撮影。山も見えてきました。
到着。近くの山は紅葉しています。この地点は、標高1,271mで、上高地や乗鞍高原が1,500m程度なので、そこより200mくらい低い地点です。
高瀬川水系図の看板があり、山の名前も入っていました。左から、槍ヶ岳、三俣蓮華岳、野口五郎岳、烏帽子岳。右手には、不動岳、北葛岳、蓮華岳などがあります。
まっすぐ進むと不動沢トンネルがあります。その上の紅葉の山の後ろ最も奥が不動岳(2,601m)だと思います。
少し左には、砂地に見える不動沢が見え、その上の方には、烏帽子岳(2,628m)があるはず。前の山に被さってしまい、角度が今一つでした。
水辺のアップ。
これが不動沢トンネルで、烏帽子岳への登山口です。この先も行けますが、時間と支度の関係でここまでとしました。階段を上ると展望台があります。
展望台から下流方面。天候の関係で、槍ヶ岳など遠くは見えませんでした。
下流方面。高瀬渓谷の景色。周囲の景色を楽しんだので戻ります。
(3)へ続きます。(3)では、復路の景色、出会ったカモシカ、葛温泉 高瀬館、大町市街地のUNITE珈琲などについて記します。引き続き、ご覧いただければ幸いです。