安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ノーマン・シモンズ「13th MOON」、むさしの森珈琲の和風パスタとアッフォガード

2022-02-10 19:30:00 | ピアノ

(株)すかいらーくグループの「むさしの森珈琲 長野若里店」に久しぶりに入りました。遅い夕食に和風パスタとデザートにアッフォガードをいただきました。エスプレッソがけのアイスクリームは、淡い黒色で少し苦みも加わり最高でした。黒っぽい演奏です。

NORMAN SIMMONS (ノーマン・シモンズ)
13TH MOON (MILLJAC PUB 1985, 1986年録音)

   

ノーマン・シモンズ(p, 1929年10月~2021年5月)は、大好きなピアニストです。歌の伴奏者として知られていて、代表的な歌伴は、カーメン・マクレエの「Live at Shugar Hill」だと思います(記事リンク)。本作は、大型編成による演奏で、彼のピアノがたっぷり聴けます。

メンバーは、ノーマン・シモンズ(p)、ジミー・オーエンス(tp, flh)、フランク・ウェス(fl, ts)、デヴィット・サミュエルス(vib)、ハワード・アルデン(g)、レスリー・アトキンソン(b)、アル・ヘアウッド(ds)など。なお、ノーマン・シモンズは、昨年の5月に亡くなりましたが、91歳と長命でした。

曲目は次のとおり。

1  13th Moon (Norman Simmons)
2  Bag's Groove (Milt Jackson)
3  So Sad (Norman Simmons)
4  We Could Make Such Beautiful Music Together (Robert Sour)
5  Willow Weep For Me (Ann Ronell)【柳よ泣いておくれ】
6  Kelly Blue (Wynton Kelly)
7  You Are Mine (Norman Simmons)
8  Wild is The Wind (Dimitri Tiomkin)
ノーマン・シモンズの自作が3曲に、有名ジャズオリジナルとスタンダードです。「Wild is The WInd」は、札幌のジャズクラブ「After Glow」のママ(Hideko Hamada)さんのリクエストにより収録されたものだそうです。

参加メンバー全員がブルージーなプレイを行っていて、好きなアルバムです。「13th Moon」におけるフランク・ウェス(ts)のうねるソロなども良いのですが、ハイライトは、「Willow Weep For Me」におけるノーマン・シモンズ(p)のロングソロで、ブルースフィーリング豊かで多彩です。バティ・テイト(ts)が、シモンズに対して同曲の録音を奨めていたそうですが、それだけのことはあります。「Kelly Blue」でも、シモンズ、アトキンソン(b)、アルデン(g)が小気味よいプレイぶり。

【むさしの森珈琲 長野若里店】

住所:長野県長野市若里6丁目1-1
電話:026-229-7151
ホームページ:むさしの森珈琲 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

外観

店内。座った席から撮っています。

注文したのは、発酵バター香る炙りたらこの和風パスタ(サラダ・スープ付)です。サラダとスープがまずきました。

炙りたらこの和風パスタ。『ぷちぷちのたっぷりたらこと、コクと風味が特徴の発酵バターで美味しさ倍増!
直火釜で香ばしく炒めた九州産高菜が味を引き立てる』そうです。

「たらこ」が美味しい。

高菜です。味は和風という感じはないのですが、たらこや高菜を食べると和風感があります。

きのこ、玉ねぎの上にアボガドが乗っています。意外な組み合わせで面白い。

デザートに、「エスプレッソ アッフォガード」を注文。

「Affogato」とはイタリア語で“溺れた”という意味で、バニラアイスにエスプレッソをかけ、バニラアイスが溺れているようになることから名付けられたそうです。これかなり気に入りました。