セブンイレブンで雑誌売場を眺めていたら『脳と体に聴く!低山ウォーキング』という文字が目に飛び込んできて、サンデー毎日2018年12月2日号を購入しました。低山ウォーキングの勧めですが、小見出しには、それによって「最大体力70%の運動で筋肉増」とか「脳の活性や決断力向上も」といった美味しい言葉が並びます。これからの時期低山に行かざるを得ませんが、この記事は後押しになります。筋肉が豊かそうなピアニストを。
JOHN di MARTINO (ジョン・ディ・マルティーノ)
TURNAROUND (Kilamanjaro Disques 2011年録音)
11月12日に甲府のCOTTONCLUBで聴いたニッキ・パロット(b,vo)、ハリー・アレン(ts)のライブに、ピアニストのジョン・ディ・マルティーノが参加していましたが、磨き抜かれた音色と音数は多くないものの気の利いたバックに好印象を持ったので、このアルバムを会場で購入しました。
メンバーは、ジョン・ディ・マルティーノ(p)、ボリス・コズロフ(b)、アルヴィン・アトキンソン(ds)。コズロフ(b)は、ロシア出身で、チャールズ・ミンガスの音楽を演奏するMingus Big BandやMingus Dynastyのディレクターで編曲を行うなど活躍しています。アトキンソン(ds)は、ニッキ・パロット(b,vo)とも録音があります。
曲目は、オーネット・コールマン作「Turnaround」、レイ・チャールズの歌った「The Sun Died」、ジーン・ハリス作「Cold Duck Time」、スティーヴィー・ワンダー作「I Can't Help It」にスタンダード曲の「Brother Can You Spare A Dime」、「It's Alrihgt With Me」、「A Flower is a Lovesome Thing」、「Moon and Sand」、「If I Loved You」、「Black Orpheus」、「My Ideal」、「Falling In Love With Love」、「Passion Flower」の全13曲で、有名曲が主体です。
ジョン・ディ・マルティーノは、日本のヴィーナスレーベルからロマンティック・ジャズ・トリオ名義で企画作品を出していますが、これは、マルティーノ自らのプロデュースで作ったものです。美しいタッチで、エレガントに弾いていて、トミー・フラナガンあたりのプレイを想い起こします。「Turnaround」や「A Flower is a Lovesome Thing」といった構成や和音が凝った曲もよいのですが、遅いテンポで響きを大事にした「Moon and Sand」や、シングルラインのピアノソロがきれいでドラムも活躍する「Falling In Love With Love」あたりが印象に残ります。
【ジョン・ディ・マルティーノのサイン】
控えめなサインでした。
【サンデー毎日2018年12月2日号から】
表紙は重要ですね。
低山ウォーキングのススメの記事の一部
【2018年11月23日の北アルプスなど】
田んぼとわさび畑を前の方に入れてみました。
常念岳に薄っすらと、雪が見えます。
有明山
大町市方面から北の山は雪が被っています。爺が岳だと思いますが、拡大してあります。
こちらは、東の方向にある光城山。冬のシーズンは、僕は北アルプスに上るのは難しいので、こちらが良さそうです。