安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

高ボッチ山(標高 1,665m)と鉢伏山(標高 1,929m)ハイキング(1)(長野県塩尻市・松本市・岡谷市)

2018-11-20 20:41:46 | 登山・ハイキング

18日(日)の午前に時間が空いたので、高ボッチと鉢伏山へ行ってきました。高ボッチ一帯は、美ヶ原に連なる高原で、夏に行われる観光草競馬で知られていて、僕も、昔、父に連れられて見物したことがあります。現在は、写真の愛好家が集まる場所となっているようです。

近くに位置する両方の山は、どちらも車で山頂近くまで行けるので、軽いハイキングといった感じです。歩行時間は、合わせても1時間強でしたが、天候に恵まれ360度見渡せる眺望もよく、いいひと時になりました。ただ、今年は雪が遅く、冠雪している山が少ないのが残念でした。

【高ボッチ高原牧場・草競馬場】

入口に立つ標柱。

草競馬大会のお知らせ

高ボッチ牧場

草競馬が行われる場所です。

【高ボッチ高原展望台と北アルプス方面眺望】

高ボッチ高原第2駐車場。広い駐車場が整備されています。

アルプス連峰パノラマ展望台。標高1.643mです。

左側(南方面)から。御嶽や乗鞍が見えます。

穂高、槍ヶ岳、常念岳

北方面。常念岳から右へ大天井岳、燕岳、餓鬼岳、立山、針の木岳、蓮華岳と続いています。僕のカメラでは、このくらいが精一杯でした。

御嶽山拡大

常念山脈、後ろに、穂高、槍

右から、北穂高岳(3,106m)、涸沢岳(3,110m)、奥穂高岳(3,190m)、前穂高岳(3,090m)。

右から、槍ヶ岳(3,180m)、左真ん中あたりに中岳(3,084m)

次に登る鉢伏山。

【高ボッチ山ハイキング】

駐車場の手前から高ボッチ山頂まで遊歩道が整備されています。山頂まで400m歩くと、「日本一のシャッターポイント」に到達します。早朝や夜の景色も素晴らしい場所として知られています。

ほとんど平でよく整備された道。

進行左手にモニュメントがあり、ここで写真を撮る人が多いようです。歩いている際に1組見かけました。

休憩小屋

高ボッチ山山頂(1,665m)

山頂から高ボッチ高原を経て、御嶽山、乗鞍方面

逆光でよく見えませんが、中央アルプス方面だと思われます。最も奥に、多分、木曽駒ケ岳。

諏訪湖。最も奥に、うっすらですが、甲斐駒ケ岳、北岳、仙丈ケ岳など南アルプス。左側に、八ヶ岳があり、写真ではわかりませんが、八ヶ岳と南アルプスの真ん中くらいに富士山が見えます。

八ヶ岳。

駐車場に戻ります。

駐車場の隅に自然保護センターがあります。

(2)へ続きます。(2)では、鉢伏山ハイキングについて記します。


フランツ・ウェルザー=メスト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 (11月18日 長野県民文化会館)

2018-11-19 20:10:06 | 演奏会・ライブ

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会が、長野市の県民文化会館(ホクト文化ホール)で行われたので聴いてきました。毎年のニューイヤーコンサートは、テレビで観ていますが、本物を聴くのは初めてで、しかも、プログラムはブラームスの第2番という好きな曲をやってくれるので、当日を心待ちにしていました。   

   

(出 演)

指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
ピアノ:ラン・ラン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 

(曲 目)

モーツァルト / オペラ「魔笛」 K.620 序曲
モーツァルト / ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491

シューマン / トロイメライ (ラン・ランのアンコール曲)

<休憩>

ブラームス / 交響曲第2番 ニ長調  作品73

ヨハン・シュトラウスⅡ世 / ワルツ「南国のバラ」 (ウィーン・フィルのアンコール曲)
エドゥアルト・シュトラウスⅠ世 / ポルカ「テープは切れた」 (ウィーン・フィルのアンコール曲)

(感 想)

ブラームスの交響曲第2番の終了とともに「ブラボー」の嵐でした。僕の乏しいクラシックのライブ体験の中だけですが、トップクラスの演奏体験になりました。なんといっても、ウィーンフィルの弦楽セクションのサウンドが極上、華麗、豊麗といった言葉をいくつ重ねても重ねすぎないような響きで、深く魅了されました。

チェロなど低域の音色にしても明るめ、軽やかで、この曲にもぴったりでした。第1楽章のチェロとヴィオラが奏でる第2主題のところや、弦楽器と木管が主体の第3楽章全体など至福のひと時でした。また、指揮のウェルザー=メストの設定するテンポやダイナミクスも絶妙で、第4楽章のラスト(コーダ)では全楽器が咆哮し、ダイナミックさが表出されていました。

アンコールの2曲の活き活きとした表現力豊かな演奏にも感激しました。指揮者のウェルザー=メストは、オーストリアのリンツ出身ですから、いってみれば本物の「南国のバラ」とポルカを聴けたわけで、嬉しいプレゼントでした。「魔笛」の序曲も軽快で楽しい演奏でした。

モーツァルトのピアノ協奏曲を弾いたラン・ランについては、弱音など音の美しさが際立った落ち着いた演奏でした。ウィーン・フィルのサウンドとピアノの音のブレンドもよい感じでまとまっていました。個々の楽器では、全体を通して、オーボエの活躍が目立ち、ホルンも音色はよかったのですが、音の始まり方がもう一つで、ちょっとだけ気になりました。

もし機会があれば、また是非聴いてみたいオーケストラです。

【フランツ・ウェルザー=メスト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 「ニューイヤー・コンサート2013」】

   

この年のプログラムは、特徴があったので購入したものです。曲目について、例えばスッペの「軽騎兵序曲」が入っていたり、演奏の方も「美しき青きドナウ」など滅法いいので、気に入っています。


スコット・ハミルトン、ハリーアレン LIVE!

2018-11-18 20:06:38 | テナー・サックス

先週、久しぶりに東京へ行きました。昼間は仕事で人に会い、夕方からは宴会に出席したので、自由な時間がなかったのですが、帰りがけに神保町から御茶ノ水に回り、古本屋とディスクユニオン神保町店に立ち寄りました。その際、神保町古書店MAPをもらいましたが、神田の地理がわかりやすく記載してあって、これは重宝しそうです。好きな二人を同時に楽しめてしまう重宝するCD

SCOTT HAMILTON (スコット・ハミルトン) HARRY ALLEN (ハリー・アレン)
LIVE!  (GAC RECORDS 2014年録音)

   

このCDは、先日、甲府市のライブハウスCOTTONCLUBで開催されたニッキ・パロット、ハリー・アレンのライブの際に会場で購入し、ハリー・アレンからサインをもらったものです。スコット・ハミルトン(ts)とハリー・アレン(ts)の双頭作品ですが、甲府の会場には、アレン本人が持ち込んできたそうです。

メンバーは、スコット・ハミルトン(ts)、ハリー・アレン(ts)、ロッサノ・スポーティエロ(p)、ポール・ケラー(b)、Leon Joyce Jr.(ds)。スポーティエロは、ニッキ・パロットやハリー・アレンとの共演作などのCDも出しているイタリア出身のピアニストです。本作は、カルフォルニア州のサンタクルーズにあるジャズクラブ「KUUMBWA Jazz Center」における公演を録音したものです。

曲目は、「Apple Honey」、「The Lonesome Road」、「Tickle Toe」、「A Sound Investment」、「Body And Soul」(身も心も)、「Blues Up And Down」の6曲。何れもテナー・サックス2本のバトルに相応しい曲ばかりで、レスター・ヤング作「Tickle Toe」やジーン・アモンズとソニー・スティット作「Blues Up And Down」など、ワクワクする選曲です。

ハードなサウンドで豪快に吹いているのはハリー・アレンですが、メロディの多彩さとスピードではスコット・ハミルトンだと思われ、個性の違いもあって、楽しく面白く聴けました。大好きな曲の「The Lonesome Road」、カウント・ベイシー楽団の演奏を想起させる「Tickle Toe」、バラードで二人が情緒纏綿として吹いた「Body and Soul」と、現代のスイング系テナーを堪能しました。テナー二人のアンサンブルやスポーティエロ(p)はじめリズム陣のプレイも細部まで行き届いていて、充実したアルバムです。

【神保町古書店MAP】

   

   

この辺は、たまに歩くのですが、時に迷うことがあります。概略がわかってよい地図です。書店やレコード店も詳しく記載されています。

   

連盟加盟の古書店が掲載されています。これは一部ですが、「うたたね文庫」という面白い名前の本屋さんがあります。


オードリー・ヘプバーンの写真展と映画「ティファニーで朝食を」を観てきました。

2018-11-17 20:02:11 | 映画・DVD・テレビ

長野放送主催のオードリー・ヘプバーン(1929~1993年)写真展が、長野東急百貨店で行われていたので、観てきました。期間中には、ヘプバーン主演の映画も千石劇場で上映されたので、「ティファニーで朝食を」を観てきました。名曲「Moon River」を歌う場面を大きな画面で観られたので、それだけで満足でした。

写真のほうは、150点あまりが出展されていて、映画の有名な場面から日常生活まで、様々ありましたが、「ローマの休日」、「麗しのサブリナ」、「緑の館」など撮影時の休憩中に撮られた写真に魅力的なものがありました。会場には、女性が多数訪れていて、女性から支持され、今も人気が高い女優であることを実感しました。

   

写真展のチラシ表

   

写真展のチラシ裏

長野東急百貨店の入口

会場に飾られた大きなパネル

映画館「千石劇場」

ロビーに飾られた関連ポスター。これは面白かった。

麗しのサブリナ

ローマの休日

ローマの休日

「ティファニーで朝食」を見終えて、「お洒落と猫とMoon Riverの映画」だと思いました。ジパンシーの衣装が目をひきます。映画に出てくる猫はたいへんな好演で、動物のアカデミー賞的な賞をもらったはずです。もちろん、ヘンリー・マンシー二作曲の「Moon River」が映画全体に流れます。


一葉 (蕎麦 安曇野市豊科)

2018-11-16 20:06:31 | グルメ

先週末は、安曇野市に滞在していましたが、新蕎麦の季節になったので、土曜日の昼食に豊科の一葉(いちよう)に行ってきました。こちらは、自家製粉の石臼挽きの粉を使っているお店です。遅めの時間に行ったのですが、関西方面の車も駐車していて、県外の方にも人気がありそうでした。

空腹だったので、大盛りの天ざるにしました。蕎麦は、粗挽きと細挽きのどちらかを指定します。僕は細挽きを注文したのですが、他の全ての人は粗挽きを注文していました。蕎麦の色合いがきれいで、香りがあり、天ぷらも軽く揚がっていて、よいランチでした。

建物外観

   

看板は目立ちます。

玄関。「新そば」の表示が食欲をそそります。

   

メニュー。うどんもあります。

   

蕎麦の挽き方の解説など。

店内。奧にはお座敷もあります。

小上がりです。

大天ざる。さすがに蕎麦の量が多かった。

細めで、風合いがよいものです。

天ぷらです。海老、白身魚、野菜に加え、林檎の天ぷらが入っていました。林檎は甘く、デザート代わりにちょうどよいものでした。

そば湯ははじめから持ってきてくれます。野沢菜もついてきました。

駐車場に目立つ看板がありました。

 【一 葉】

住所:長野県安曇野市豊科2647
電話:0263-72-4950
ホームページ:一 葉 (食べログのページです)