3月下旬になり、就職や転勤、退職などに関連して、来訪者があったり、逆に出かけたりしています。その際、手土産のお菓子をいただいたり、持っていったりしていますが、先日、いただいた「伊那のまゆ」や「遠山栗」をお茶とともに楽しみました。お茶でも飲みながら聴きたいジャズ王道作品。
JOHN DI MARTINO (ジョン・ディ・マルティーノ)
PASSION FLOWER (Sunnyside 2019年録音)
ジョン・ディ・マルティーノ(p, 1959年生)の新作が2020年に出ていたので、購入しました。副題が「The Musci of Billy Strayhorn」で、ビリー・ストレイホーン曲集です。好きな曲が入っているのに加え、エリック・アレキサンダー(ts)が加わっているので、興味を覚えました。
メンバーは、ジョン・ディ・マルティーノ(p)、エリック・アレキサンダー(ts)、ボリス・コズロフ(b)、ルイス・ナッシュ(ds)。Raul Midon(vo)が「Lush Life」に歌手として加わっています。充実したメンバーで、ストレイホーンの名曲がどのように演奏されているか期待が高まります。
曲目は次のとおり。
1 Johnny Come Lately
2 Lush Life
3 Rain Cehck
4 Star-Crossed Lovers
5 Isfahan
6 Chelsea Bridge
7 Daydream
8 Passion Flower
9 U.M.M.G
10 Blood Count
11 Take The A Train
12 A Flower is A Lovesome Thing
13 Absinthe
14 Lotus Blossom
全てビリー・ストレイホーンの作曲したものです。初演はデューク・エリントン楽団によって行われているものばかりだと思います。
ジョン・ディ・マルティーノ(p)に加えエリック・アレキサンダー(ts)が素晴らしく、なかなか良い作品。アレキサンダーのテナーサウンドの素晴らしさが「Johnny Come Lately」から発揮され、「Star-Crossed Lovers」や「Chelsea Bridge」におけるバラードプレイにも引きこまれます。マルティーノも「A Flower is A Lovesome Thing」や前記のバラードで美しいタッチを披露。汽笛のようなアレキサンダーのイントロから各人のアドリブが続き、テーマが後で出てくる「Take The A Train」も面白い。曲、演奏に品格と情緒が感じられました。
ジャケット裏面にあるメンバーの写真。
【ジョン・ディ・マルティーノ・ホームページ】
johndimartino.com
詳しいホームページです。
【いただいたお菓子】
(伊那のまゆ)
製造販売:越後屋菓子店
ホームページ:越後屋菓子店 | 信州伊那谷銘菓 伊那のまゆ
立派な箱に入っていました。
まゆ(繭)に似せてある形と包装です。
生クリームを最中の皮に詰めて、チョコレートをコーティングしてあります。
個包装を開いたところ。チョコレートがかかっていますが、形は繭のようです。以前から好きなお菓子です。
(遠山栗)
製造販売元:いとうや
ホームページ:和菓子・飯田・いとうや (iida-itouya.co.jp)
包装紙。
遠山栗
お茶とともにおやつにいただきました。形が栗のようです。
甘露煮した栗を1粒まるごと入れて、この栗をあんで包み、それを麦焦がしの風味の生地で包み素朴に焼いたものだそうです。これも好きなお菓子です。こちらのお店では、「大名きんつば」も有名です。