安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

安曇野市で6代続く「大黒屋」で鰻の昼食 (鰻・割烹 安曇野市豊科)   

2021-07-21 19:35:51 | グルメ

暑い日が続くので、昼食に鰻を食べようと、安曇野市豊科の大黒屋へ出かけました。大黒屋は、江戸時代の嘉永五年(1852年)の創業以来、現在6代目となる老舗のお店です。今回初めて入りました。

背開きで、蒸さずに直火で焼き上げているので、外はパリッとし、中はふっくらとした食感です。使い続けてきたたれを絡めて美味しくいただきました。

   

看板

お店の外観と入口

店内

小上がり。また、宴会用の広い部屋もあります。

メニュー。一部光って見えていませんが。

うなぎ常念御膳セットを頼んでみました。

鰻重。結構うなぎの量がありました。

お吸い物。割烹もやっているためか、海老などが入っているお吸い物になっていました。

小鉢は、エンドウ。

漬物

冷やしたお茶をポットでもってきてくれました。

デザートとコーヒーです。

小さめの器ですが、深くて使い勝手のよいカップです。

デザートはチーズケーキのような感じでした。

【大黒屋】

住所:長野県安曇野市豊科4313
電話:0263-72-2002
ホームページ:信州安曇野 うなぎ割烹 六代目 大黒屋 (unagidaikokuya.com)


尾高忠明指揮 群馬交響楽団演奏会 ブルックナー交響曲第5番 (7月17日 高崎芸術劇場)

2021-07-20 19:43:05 | クラシック演奏会

群馬交響楽団第570回定期演奏会は、尾高忠明さんを指揮に迎えてブルックナーの交響曲第5番です。この曲を、聴くことができるのはありがたいと思いながら、高崎芸術劇場へ。

   

(出 演)

指揮:尾高 忠明
管弦楽:群馬交響楽団

尾高さんは、現在、NHK交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督、BBCウェールズ・ナショナル交響楽団桂冠指揮者。2010年から2014年まで新国立劇場オペラ芸術監督、2010年から2年間メルボルン交響楽団首席客演指揮者を務めた。詳しくは下記をご覧ください。

(曲 目)

ブルックナー / 交響曲第5番 変ロ長調 WAB105(ノヴァーク版)

(感 想)

ブルックナーの交響曲第5番は、馴染みが薄いので、あらかじめ、ギュンター・ヴァント指揮のCDを聴いたのですが、厚めのハーモニーで静謐な演奏が続いたかと思うと、直後、金管の咆哮が出るという展開に、どうやって楽しめばよいのかわからず状態で、当日を迎えました。

しかし、やはりコンサートはよいもので、第1楽章から、特に弦楽器のアンサンブルが整っていて、美しいハーモニーが聴こえてきて、それだけで嬉しくなりました。このへんは、指揮の尾高忠明さんのアンサンブルの作り方がよいためだと思いました。

第4楽章は大規模なフーガですが、そこも金管や打楽器を必要以上に強調することはなく、尾高さんはバランスに意を用いていて、意外にすんなりと聴いていられました。演奏時間は、休憩無しの80分程度でしたが、その間、集中力を要求されるので、やや疲れました。

(尾高 忠明さんのプロフィール)

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団 (gunkyo.com)

次回の9月公演は、シューマンのピアノ協奏曲を聴くことができるので、今から楽しみです。

【あらかじめ聴いたCD】

   

ギュンター・ヴァント指揮ケルン放送交響楽団。ブルックナー交響曲全集の一枚です。金管がびしばしと出てくる感じがしました。


中牟礼貞則(ギター)ライブ (7月16日 長野市バックドロップ)

2021-07-19 19:29:42 | ジャズライブ

ギターの中牟礼貞則さんのライブが、長野市のジャズが流れる洋定食店「バックドロップ」で開催されたので、聴きにいってきました。

当日の演奏風景。この写真は、江藤良人さんのツイッターからお借りしました。

(出 演)

中牟礼貞則(ギター)
小杉 敏(ベース)
江藤良人(ドラムス)

中牟礼さんは、1933年鹿児島生まれで、1952年から活動しているジャズ・ギター奏者です。東京はじめ全国のライブハウスに出演するほか、リーダー作(CD)が多数あります。

(曲 目)

1  Two Degrees East, Three Degrees West (John Lewis)
2  Body & Soul (Johnny Green )
3  I Hear A  Rhapsody (George Fragos)
4  Manha de Carnaval (黒いオルフェ) (Luiz Bonfa)

〈休憩〉

5  Pannonica (Thelonious Monk)
6  My Funny Valentine (Richard Rodgers)
7  Beatrice (Sam RIvers)
8  Someone to Light up My Life (Antonio Carlos Jobin)
9  Time Remembered (Bill Evans)
10  Alone Together (Arthur Schwartz)【アンコール曲】

(感 想)

曲、演奏ともに親しみやすいライブで、最後まで楽しめました。曲は、スタンダード4曲に、ジョン・ルイス、セロ二アス・モンク、サム・リヴァース、ビル・エヴァンスのオリジナル曲、ボサノヴァ2曲というバラエティに富んだ選曲でした。

中牟礼(g)さんは、音色的、フレーズ的にジム・ホールやバーニー・ケッセルからの影響があるなと思いながら聴いていました。ブルースをやっても泥臭くなく、上品に感じました。最初の「Two Degrees East, Three Degrees West」とアンコールでやった「Alone Together」が繊細に旋律を奏でていてよかった。

本日の編成はギター・トリオでしたが、びっくりしたのは、ドラムスの江藤さんの演奏です。伴奏が主だったのですが、ブラシやシンバルも多彩で、短いソロも気が利いていて、素晴らしかった。この編成は江藤さんに合っているのかもしれません。また、聴きたいドラマーです。

 【中牟礼貞則ホームページ】

"ジャズギタリスト 中牟礼貞則のサイト (aoki2.com)

【江藤良人ホームページ】

江藤良人 Drummer (mockhillrecords.com)


ハービー・マン「JUST WAILIN'」中の「Jumping with Symphony Sid」とデニーズの桃のデザートの話題

2021-07-18 19:30:03 | その他木管楽器

先日、デニーズあづみの店で食事をしたら、デザートの「桃のヨーグルトココパルフェ」の桃が柔らかく、美味しかった。そこで、後日、お茶の時間に行って「桃のザ・サンデー」もいただきましたが、今年の桃はなかなかよいです。フルートの柔らかな音色がよい作品。

HERBIE MANN (ハービー・マン)
JUST WAILIN' (New Jazz 1958年2月14日録音)

   

フルート奏者のハービー・マン(1930~2003年)は、「At The Village Gate」(1962年)などのアトランティック盤が知られていますが、その前にはサヴォイやプレスティッジレーベルに多くの録音を残していて、これもその一枚です。「Jumping With Symphony Sid」が収録されています。

メンバーは、ハービー・マン(fl)、チャーリー・ラウズ(ts)、ケニー・バレル(g)、マル・ウォルドロン(p)、ジョージ・ジョイナー(b)、アーサー・テイラー(ds)。ジャムセッション的に録音したアルバムと思われます。

曲目は次のとおり。

1  Minor Groove (Mal Waldron)
2  Blue Echo (Mal Waldron)
3  Blue Dip (Kenny Burrell)
4  Gospel Truth (Mal Waldron)
5  Jumping With Symphony Sid (Lester Young)
6  Trinidad (Cal Massey)
5のレスター・ヤング作「Jumping Wiht Symphony Sid」については、作家の村上春樹さんは小説「1973年のピンボール」の中に登場させるなど、お好きな曲のようです。

元ジャズ喫茶メグの店主寺島靖国さんも、自身の著書「辛口ジャズノート」の中で、『実はぼくもこの「ジャンピング・ウィズ・シンフォニー・シッド」が大好きだ。作曲したレスター・ヤングがアラジン盤で、ゲッツがルーストの「アット・ストリービル」~で、それぞれ演奏している』と記しています。

僕もこの曲は大好きで、それら以外には、このハービー・マンのものや、コールマン・ホーキンス「SAXES INC.」(Warner.Bors. 1959年)、ジョージ・ベンソン「The George Benson Cookbook」(Columbia 1966年)などで楽しんできました。

本アルバムは、ハービー・マンの軽快なフルートに加え、チャーリー・ラウズ(ts)やケニー・バレル(g)のブルージーなソロも入るお楽しみ盤だと思います。ストップタイムも決まっている「Jumping Wiht Symphony Sid」の他にも、いかにも夜のセッションという感じの「Blue Echo」などもよく、愛すべきアルバム。

【参考 スタン・ゲッツの演奏する「Jumpin' With Symphony Sid」(YouTube)】

Jumping With Symphony Sid - Stan Getz - YouTube

(安曇野宅で聴いているところ。壁に飾ってあるジャケットをピンキー・ウィンターズ「Lonely One」にしました。)

(デニーズあづみの店)

生ハムサラダ。

カロリーを一応考えて、マグロのづけ丼にしました。

桃のヨーグルトココパルフェ

小さめですが、量的にも満足しました。桃自体が美味しい。

   

後日また出かけました。今度は、メニューの写真も撮影。

ドリンクバーも注文。

桃のザ・サンデー。ちょっと豪華な気がします。

桃の拡大。

方向を変えて撮影。


長野県上田市の洋食「きっちん ぷちらぱん」の六文銭オムライス

2021-07-17 19:55:24 | グルメ

上田市は、真田氏の城下町なので、その家紋である六文銭が、ロゴマークや名称など様々な場面で現在も使われています。例えば、しなの鉄道の特別列車は「ろくもん」と命名されています。

先日ランチに寄った洋食店「ぷちらぱん」では、オムライスに六文銭の焼き印がついていて、驚きました。ポークシチューのオムライスをいただきましたが、豪華で味もよく、六文銭が鮮やかで上田らしさ満点です。

海野町交差点の角にあります。

外観、入口。二階はエステサロンです。

店内。カウンターと奥にテーブル席があります。

カウンター席に座りました。カウンターでも広々としています。

オムライスのメニュー。ポークシチューにしました。

ランチのコースもあり、一品料理も含めて、メニューは豊富です。

セットのサラダ。レタスが豊富で、素材の良さも感じました。

オムライス。真田氏の家紋「六文銭」が刻印されています。オムレツ、チキンライス、ポークシチューと存在感があります。

六文銭のアップ。

ポークのアップ。柔らかく、美味しいポークシチューです。

ちょっと崩してみましたが、厚みがあります。

ポークはよく煮込んでありました。

食後の珈琲。

看板。洋食大好きなので、ランチのコースをいただきにまた寄りたいと思っています。

【きっちん ぷちらぱん】

住所:長野県上田市中央2-11-15
電話:0268-25-8091
ホームページ:キッチン ぷちらぱん - 上田/洋食 [食べログ] (tabelog.com)