最近、いじめ自殺やタウンミーティングなど、文部科学省関連の良くないニュースが多い。だが、内閣府に出向していた友人の話では、教育基本法改正に絡んで、マスコミが文部科学省をターゲットにしているのではないかという。
確かに、今般の教育基本法改正については、愛国心の涵養などのポレーミッシュな論点が盛りだくさんであり、これをマスコミが批判的に論じるのももっともではある。だが、より根本的な問題として、バーディーは、愛国心というものが何なのか、はっきり分からないのである。
例えば、ロシアの元スパイ:リトビネンコ氏は、プーチン大統領批判の急先鋒だったが、かといってロシアを愛していなかった訳ではない。祖国を愛するがゆえに、大統領を批判していたのかもしれない。要するに、国を愛しつつ、政府を憎む場合もあるのである。
また、よく言われるように、国家と民族とが必ずしも一致するわけではない。その端的な例は、北朝鮮の制裁をめぐる韓国国民の複雑な感情にみることができよう。同じ民族だが、分裂国家であり、朝鮮戦争ではお互いに殺戮し合った仲である。だが、北朝鮮は、「民族統一」というスローガンの下に、韓国を篭絡することを狙っているかのようである。
・・・ちなみに、私には、アメリカ人や中国人の友達がいるし、アメリカ人や中国人及びその民族性が好きでもあるが、現在のアメリカ政府や中国政府は好きではない。日本については・・・。
確かに、今般の教育基本法改正については、愛国心の涵養などのポレーミッシュな論点が盛りだくさんであり、これをマスコミが批判的に論じるのももっともではある。だが、より根本的な問題として、バーディーは、愛国心というものが何なのか、はっきり分からないのである。
例えば、ロシアの元スパイ:リトビネンコ氏は、プーチン大統領批判の急先鋒だったが、かといってロシアを愛していなかった訳ではない。祖国を愛するがゆえに、大統領を批判していたのかもしれない。要するに、国を愛しつつ、政府を憎む場合もあるのである。
また、よく言われるように、国家と民族とが必ずしも一致するわけではない。その端的な例は、北朝鮮の制裁をめぐる韓国国民の複雑な感情にみることができよう。同じ民族だが、分裂国家であり、朝鮮戦争ではお互いに殺戮し合った仲である。だが、北朝鮮は、「民族統一」というスローガンの下に、韓国を篭絡することを狙っているかのようである。
・・・ちなみに、私には、アメリカ人や中国人の友達がいるし、アメリカ人や中国人及びその民族性が好きでもあるが、現在のアメリカ政府や中国政府は好きではない。日本については・・・。