我妻先生が生涯をささげた「資本主義と私法」のうち、資本主義の未来については、さしあたり、中国経済の近い将来が気になるところ。
これについては、北京オリンピック後の景気後退は不可避と見ているが、既に始まっているのが、WTO加盟後の農作物の供給過剰である。中国の農村部の余剰労働力は、1億5千ないし2億といわれる。歴史の必然で、余剰労働力は、今度は工業・サービス業労働力となるはずである。実際、農民は離村し、都市部に向かっている。
だが、問題は、多くの製商品が、既に供給過剰に陥っていることである。バーディーは、最近、中国での若者の就職難のニュースが報じられていることに相当注目している。
世界恐慌の原因も、要するに、世界的な供給過剰にあった。さて、どうなることやら。
これについては、北京オリンピック後の景気後退は不可避と見ているが、既に始まっているのが、WTO加盟後の農作物の供給過剰である。中国の農村部の余剰労働力は、1億5千ないし2億といわれる。歴史の必然で、余剰労働力は、今度は工業・サービス業労働力となるはずである。実際、農民は離村し、都市部に向かっている。
だが、問題は、多くの製商品が、既に供給過剰に陥っていることである。バーディーは、最近、中国での若者の就職難のニュースが報じられていることに相当注目している。
世界恐慌の原因も、要するに、世界的な供給過剰にあった。さて、どうなることやら。