Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

フランスの反英思潮

2006年12月09日 12時48分00秒 | Weblog
ル・フィガロ誌 が反英キャンペーン記事を載せている。
 例えば、国際版8月号は、
・核廃棄物処理場建設のため先祖代々の地を追われるアボリジニ(核実験はイギリスが行うもの)
・アイルランド紛争を取り扱った映画を撮影しているケン・ローチ監督特集
などなど。
 ・・・ヨーロッパ情勢もなんだか良くない予感がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法曹の質(その2)

2006年12月09日 10時45分45秒 | Weblog
法曹の増員とレベルの低下(中島・宮本法律事務所の宮本先生のエッセイより)
 …だってそりゃそうだろう。昔って、ほんの10年くらい前までは、500人とか600人とかしか合格しなかった。今は、いろいろ試験があるけど1500人くらい合格するらしい。もちろん、500番の人と、501番の人は、そんなに差がない。500番の人と、1000番の人だって、大差ないかも知れない。でもね、問題なのはそんなことじゃない。司法試験というのは、大学入試なんかと違って、一回か二回しか勝負がないわけじゃない。今年の不合格者の多くが、来年も再チャレンジする。再来年もチャレンジ。それで、昔は、上位500番までしか受からなかった。700番くらいまでの人は積み残しになって、翌年までちゃんと勉強して、ようやく合格と。その翌年もその繰り返し。でも、今は、こんな積み残しがなくて1500人、まるまる受かる。2000番の人は、多分、来年、受かっちゃう。昔だったら、実力的に2000番目の人なんて、一生、受からなかったはずだ。新規参入者がいるわけだからね。それにそもそも、2000番目の人なんて、って今年の2000番目の人って、上位の人が既に大量に合格して抜けちゃってるわけだから、合格者数が昔のままだったら、2000番になんて、とてもとても入ってないはずだ。

 …法曹のレベルについては、正直に言って、バーディー自身もだんだん分からなくなってきている。試験問題と実務能力とは違うからまあなんともいえないが、差当たり試験について考えてみた。
 かつての「一行問題オンパレード」(例えば、「訴因変更命令」(昭和47年度刑事訴訟法)時代の合格レベルの人が、平成10年以降の問題で(出題者が望むような)合格レベルの答案が書けるかといえば、これは大いに疑問である。率直に言って無理だと思う。要するに、試験問題の絶対的な難易度自体は上がっているのである。
 これに対して、受験者の全体的なレベルが上がっているかというと、これまた疑問である。弁護士の方によれば、最近の合格者は、基本的な日本語の読解能力や作文能力が劣っている(らしい)。裏返すと、かつては、もともと素質のある優秀な人ばかりが司法試験を目指した、ということになるのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする