Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

過労自殺の謎

2006年12月19日 22時28分55秒 | Weblog
福岡地検職員が庁舎で自殺か
 18日午前9時ごろ、福岡市中央区舞鶴2丁目の福岡地検や福岡高検が入る検察庁舎(7階建て)から同地検の男性職員(40)が転落し、搬送先の病院で間もなく死亡した。中央署によると7階トイレの窓が開いており、男性職員はそこから飛び降りたらしい。家族に「仕事が忙しい」と悩みを漏らしていたといい、同署は自殺の可能性が高いとみている。

 一般人がこういうニュースを聞いて思うのは、「なんで自殺する前に仕事を辞めないんだろう」ということである。だが、これは事態を誤解していると思う。
 要するに、過労自殺する人間は、正常な判断能力を失っているのである。例えば、健全な人間なら、「自殺したりノイローゼになるくらいなら、仕事なんか辞めちまおう」と考えるのだが、うつ病ないしそれに近い精神状態だったら、「どうせ生きていてもずっとこんな生活だろう。転職も難しいご時世だし・・・」と考えてしまうのであろう。
 本件でも、自殺した事務官が仕事の悩みを家族に打ち明けた時点で、うつ病のSOSが出ていたかもしれない。そう考えると、やりきれない思いがする。
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言行不一致

2006年12月19日 19時06分07秒 | Weblog
売却の旗振り役の本間税調会長、「格安」官舎から退去へ
 政府税制調査会の本間正明会長は13日、財務省で記者会見し、自身が東京・渋谷の一等地にある幹部用の国家公務員宿舎に住んでいることを明らかにし、近く宿舎から退去する考えを示した。本間氏は9月に経済財政諮問会議の専門調査会長として、財政再建のために公務員宿舎を含む国有財産の売却推進を求める報告をまとめていた。「役人の特権」と批判されている公務員宿舎に、売却の旗振り役が破格の低家賃で入居していたことになる。
政府税調 本間会長が官舎退去 閣僚からも批判
 政府税制調査会の本間正明会長が都内の公務員宿舎で入居資格のない女性と同居していたとされる問題について19日午前、閣僚から閣議後の記者会見で発言が相次いだ。塩崎恭久官房長官は、本間氏が18日に宿舎を退去したことを明らかにしたうえで、「仕事をきちんとやることが一番の説明になる。税を預かる重責をしっかり踏まえて、職務で結果を出すことで責任を果たしてもらいたい」と語った。

 本当に、昨今珍しい言行不一致である。
 一般的にいって、日本では学者に対する信頼が高いので、今までちゃんとチェックされたことがなかったのではないか。
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不愉快な経営姿勢

2006年12月19日 07時11分08秒 | Weblog
PINEさんのブログより:
何だか不愉快になったCM
 女子高校生と思われる4人の女の子の会話。
全「ごきげんよう!」
A「じゃあ、試合の件は電話して、9時までに。」
B「うん、じゃあ、ケータイかけるね、9時までに。」
C「キミちゃんにも電話するね。」
キミ「あ、いいよ、私にかけるとお金かかるし。」
B「そっか。○○○○○○じゃないんだ。」
キミ「ごめん・・・。」
B「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし。」
A「そうだよ。気にしないで。」


 PINEさんは、全体主義やイジメを助長しかねないと指摘する。
 金で企業を買収し、その後はとにかく値下げ攻勢で市場占有率を上げるだけという経営だと、この先行き詰るのは見えている。一度くらい日本の優秀なメーカーを見習って、地道にノウハウを蓄積することも学んだらどうかと思うのだが・・・。
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