北朝鮮の対話攻勢「制裁が効いた」とだけ見るのは早計
「対話攻勢の転換点となった「新年の辞」においても、強力で頼もしい戦争抑止力を保有したとして、北朝鮮の核武力が米国のいかなる核の威嚇も粉砕する強力な抑止力となることを強調している。要するに北朝鮮は最初に核を手放してしまうのではなく、核保有国の立場から核をめぐる対米交渉を進めようとしているのだ。その上で、交渉に入れば米国とは条件闘争に入るものと考えられる。北朝鮮の実際の核能力については不明な点もあるが、制裁が厳しさを増す中で進めた計画には一つの区切りがついたと考えているのだろう。」
この論者は、北朝鮮は、既に「強力で頼もしい戦争抑止力を保有した」という前提で米国との条件闘争に入ると予想している。
確かに、非核化の目標は、「核保有国である米国の軍隊の撤退」を含むとみることもできる。
いずれにせよ、答えは1か月後に出るだろう。
「対話攻勢の転換点となった「新年の辞」においても、強力で頼もしい戦争抑止力を保有したとして、北朝鮮の核武力が米国のいかなる核の威嚇も粉砕する強力な抑止力となることを強調している。要するに北朝鮮は最初に核を手放してしまうのではなく、核保有国の立場から核をめぐる対米交渉を進めようとしているのだ。その上で、交渉に入れば米国とは条件闘争に入るものと考えられる。北朝鮮の実際の核能力については不明な点もあるが、制裁が厳しさを増す中で進めた計画には一つの区切りがついたと考えているのだろう。」
この論者は、北朝鮮は、既に「強力で頼もしい戦争抑止力を保有した」という前提で米国との条件闘争に入ると予想している。
確かに、非核化の目標は、「核保有国である米国の軍隊の撤退」を含むとみることもできる。
いずれにせよ、答えは1か月後に出るだろう。