リモートワークとテレワーク

テレワークとリモートワークの違いは？
　「「テレワーク」は、国の政策ということもあり、働く場所に加えて、時間も柔軟にすることで、働く人や企業にもメリットをもたらすことを重視しています。（つまり、自由ではなく柔軟であり、きっちり働く）
　「テレワーク」は、「リモートワーク」や「在宅勤務」「モバイルワーク」も含む「働き方のコンセプト」である、と私は捉えています。」

　なるほど。　
　年末に大学時代の同級生二人と飲んだところ、そのうちの一人（上場企業の経営管理部門のマネジャー）は、１２月は２回しか出勤しておらず、後はテレワークだったそうである。
　これに対し、もう一人（保険会社営業店の課長）は、普通に出勤しているようだった。
　マチベン業界はどうかといえば、民事・家事裁判の口頭弁論や弁論準備などについては、オンライン（Teams）で十分だと思う（書面の陳述と次回期日の決定だけという期日も多いのだから。）。
　だが、相談業務などについては、やはり「直接対面」を必要とする場面が多いように思う。
　例えば、新規のお客さんの法律相談の場合、電話やオンラインでの相談だと、情報が十分伝わらないことも多い。
　また、債務整理の相談などでは、弁護士の顔を間近で見たり、声を直接聴いたりすることによって、「安心」（つまりオキシトシン）を得ることが重要なのかもしれない。
　なので、マチベン事務所のテレワーク化は、ほかの業種と比べると難しいと思う。