コーヒーと散歩と日光

天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

　本屋で衝動買いしたところ、なかなか読むのを中断できなくなった本。
　まだ半分くらいしか読んでいないが、天才たちの日常の最大公約数的なところが見えてきた。
　これまでに判明したのは、以下のようなところ。
・圧倒的大多数が午前中に仕事を行う。
・朝のコーヒーは定番で、朝食がコーヒーだけ（ベートーヴェン：ｐ40）、あるいは食事は殆どカフェオレだけ（プルースト：ｐ138）というのもある。
・散歩も圧倒的に多く、正午（キェルケゴール：ｐ43、リヒャルト・シュトラウス：ｐ76）、昼食後（ベートーヴェン、フローベール：ｐ59、フロイト：ｐ68、マーラー：ｐ74、カント：ｐ126）、夕方（カフカ：ｐ132）と時間帯はさまざま。
　「散歩」といっても、「日光浴」を兼ねている場合もあり、「私は太陽の光がないと始められない」（ギュンター・グラス：ｐ95）、「日光を眺める」（トニ・モリソン：ｐ100）というのもある。