なぜ冬にコロナは広がりやすいのか? 理由は「密閉」の他にも 現時点でわかっていることは、ウイルスと体の変化について専門家に聞いた
「気温が下がると、ウイルスの分解が遅くなる。つまり、感染者の口から飛び出た飛沫の中でコロナウイルスが長時間生存できるようになる。
そして、湿度が低く空気が乾燥していれば、飛沫の水分が蒸発して、飛沫は小さくなる。すると、ウイルスは他の物質と接触しやすくなり、不活性化されやすくなるのだが、飛沫があるレベル以上に小さくなると、今度は内部の塩分がウイルスとともに結晶化してしまう。このウイルスはそのまま新しい宿主の気道に侵入して溶け出し、再び目を覚ます。 」
「低気温と極端な湿度」が感染力を高めるという指摘だが、これは相当説得力があると思う。
日本について言えば、11月ころ北海道での感染拡大がニュースになっていたが、当時の北海道は気温の低下と少ない降水量という2大条件が重なっていたように見える(札幌市 2020年11月の天気)。
ということは、加湿器の使用が有効ということになるだろう。
「気温が下がると、ウイルスの分解が遅くなる。つまり、感染者の口から飛び出た飛沫の中でコロナウイルスが長時間生存できるようになる。
そして、湿度が低く空気が乾燥していれば、飛沫の水分が蒸発して、飛沫は小さくなる。すると、ウイルスは他の物質と接触しやすくなり、不活性化されやすくなるのだが、飛沫があるレベル以上に小さくなると、今度は内部の塩分がウイルスとともに結晶化してしまう。このウイルスはそのまま新しい宿主の気道に侵入して溶け出し、再び目を覚ます。 」
「低気温と極端な湿度」が感染力を高めるという指摘だが、これは相当説得力があると思う。
日本について言えば、11月ころ北海道での感染拡大がニュースになっていたが、当時の北海道は気温の低下と少ない降水量という2大条件が重なっていたように見える(札幌市 2020年11月の天気)。
ということは、加湿器の使用が有効ということになるだろう。