Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

呪いの原因

2021年07月24日 06時30分33秒 | Weblog
東京五輪はなぜ「呪われたオリンピック」になったのか
今回の東京オリンピックが1964年と違うのは、開会式などのスタッフに音楽やダンスなどのクリエイターが多いことだ。この世界にはスポーツ選手のようにルールを守る文化はなく、小林氏のような危ないコントも劇場では珍しくない。
 ところが組織委員会は体育会系で、こういう文化がわからない。その微妙な判断を電通にまかせたため、その矛盾が開会式まぎわに噴出した。演出スタッフが発表された今年7月14日から1週間で、多くの不祥事が出てきた。
 この情報源の一つは、契約を切られた元の演出案のスタッフだろう。小山田氏の話は業界では知られていてネット上にも出ていたが、小林氏の動画はよほど事情に詳しくないと知っている人はいない。
」 
このようなちぐはぐな対応の原因は、オリンピックを延期したとき、路線転換が遅れたことにある。緊急事態宣言のもとで行われる大会は政府の危機管理と一体なので、本来は1年延期した段階で、あらゆる事態に政府として対応できるように組織委員会を改組すべきだった。それを逆に電通に丸投げしたため、責任不在になったのだ。橋本会長には当事者能力がないので、大会が始まると、さらに不祥事が出てくるだろう。

 「危機管理」対応を怠り、電通に丸投げしたところに根本の原因があるというのが池田氏の指摘である。
 内部告発説について言えば、何の落ち度もないのに契約を解除された元スタッフの恨みが、電通ひいては組織委員会に向けられていることは、容易に想像出来る。
 他方、一般の国民においても、種々のイベントが中止となっているにもかかわらず、オリンピックが開催されることには反発が多いわけで、東京五輪に対する恨みがマグマのように溜まっている。
 こういう風に、多くの人の恨みを買ってしまった時点で、「呪われた五輪」になることが確定したようであり、今後さらに不祥事が出てくる可能性がある。
 「東京オリンピックは中止になる」という予言は的中するのだろうか?
 
コメント
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