Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

表現としての病

2021年07月12日 06時30分37秒 | Weblog
対談「オープンダイアローグ」に学ぶ 子どもとの対話の持つ可能性」
 「斎藤 ええ、モノローグ(独り言)ではなくダイアローグ(対話)なところがポイントです。妄想とはモノローグであり、患者をモノローグから抜け出させるのが周囲との対話なのです。

オープンダイアローグとは何か
 「精神病患者の幻覚には、トラウマ体験が隠喩的な形で取り込まれているものです。」(p167)

 職業柄、統合失調症やPTSDの依頼者に接することがあるため、この種の本を読んで自分なりに研究しており、最近は「オープンダイアローグ」に注目している。
 上に挙げた本は分かりやすく、私なりに理解したポイントは、「病気はトラウマ体験のモノローグ的な表現(隠喩)であり、これを受け止めてダイアローグに変える」といったところ。
 「理解できない」と拒絶する姿勢はやはりダメで、注意深く傾聴することから始めなければいけないようだ。
 
コメント
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