経産「詐欺官僚(28)」カネと女と父親【先出し全文】
「周囲に「俺は中学から慶應だし家柄がいいんだ。お前らみたいな成り上がりとは違う」と吹聴していた櫻井。有名映画会社の御曹司や健康食品関係の社長の息子、”原発フィクサー”と呼ばれる人物の息子などと夜な夜な集い、彼らと「日本を変える会」というグループを作っていたという。」
このくだりを読んでいて、思わず「お願いだから日本を変えないで!」と叫びそうになった。
こういう人たちが日本経済をリードすれば、日本はおそらく破滅に向かうだろう。
ここで私は、陸軍大学校出身の数名の「エリート」が日本を破滅へと導いていった戦前・戦中のことを思い出した。
当時は、盧溝橋事件やインパール作戦を主導した河辺正三(27期)と牟田口廉也(29期)、ノモンハン事件の参謀だった服部卓四郎(42期)と辻政信(43期)といった数名の幹部だけで、日本を破滅させることが十分可能だったのである。
今では陸軍大学校は存在しないけれど、この種の一握りの「エリート」が「日本を変える」ことは、断固阻止すべきだと思うのである。
「周囲に「俺は中学から慶應だし家柄がいいんだ。お前らみたいな成り上がりとは違う」と吹聴していた櫻井。有名映画会社の御曹司や健康食品関係の社長の息子、”原発フィクサー”と呼ばれる人物の息子などと夜な夜な集い、彼らと「日本を変える会」というグループを作っていたという。」
このくだりを読んでいて、思わず「お願いだから日本を変えないで!」と叫びそうになった。
こういう人たちが日本経済をリードすれば、日本はおそらく破滅に向かうだろう。
ここで私は、陸軍大学校出身の数名の「エリート」が日本を破滅へと導いていった戦前・戦中のことを思い出した。
当時は、盧溝橋事件やインパール作戦を主導した河辺正三(27期)と牟田口廉也(29期)、ノモンハン事件の参謀だった服部卓四郎(42期)と辻政信(43期)といった数名の幹部だけで、日本を破滅させることが十分可能だったのである。
今では陸軍大学校は存在しないけれど、この種の一握りの「エリート」が「日本を変える」ことは、断固阻止すべきだと思うのである。