Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

制限緩和

2021年07月30日 06時30分11秒 | Weblog
衆院選、自民世襲候補が続々名乗り
 「「世襲だからよい、世襲だから悪いということはない」。自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見で、世襲の有無を公認候補を決める際の条件としないことを強調した。
自民後継に世襲続々 たたき上げ菅氏、口挟まず―次期衆院選
 「衆院選不出馬を表明した自民党のベテラン議員の後継に、世襲の新人候補内定が相次いでいる。世襲は選挙地盤や親の知名度などを生かせるメリットがあるが、政界への新たな人材参入を阻んでいるとの批判も根強い。国会議員秘書出身で「たたき上げ」の菅義偉首相はかつて世襲制限を主張していたが、今回の決定に異論を唱えた形跡はない。

 菅首相が、自民党世襲候補を容認するかのような姿勢を見せている。
 かつて「世襲制限」を訴えた人なので、今になってそれを緩和させるのは変節だという批判も出かねないところである。
 この背景には、二階氏が、世襲候補を容認する考えを明らかにしたことがあると思われる。
 基盤が必ずしも盤石ではない首相にとって、二階氏の意向に反する見解を示すことは難しいのではないかと思われるわけである。
 衆院選まで余り時間がない中で、勝つためには世襲候補者を立てるのが手っ取り早いという現実的な判断なのかもしれない。
 だが、仮にこれで自民党が衆院選に勝利する(あるいは大負けしない)ということであれば、社会が世襲を容認しているということになるのではないだろうか?
 
コメント
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