Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

生体販売と生類憐みの令

2021年07月19日 06時30分32秒 | Weblog
 先日、たまたま立ち寄った道の駅で、メダカの生体販売を見かけた。
 直径15センチ、高さ7,8センチほどの丸いプラスチックのパックに、メダカが5匹入って1100円の値段が付いている。
 この種の生体販売といえば、メダカのほかに、小さなビンに入ったベタが売られていることもある。
 こういう時、私がいつも思うのは、「買い手がつかなかったらどうなるのかな?」ということである。
 おそらく、返品等の処理はしないのではないだろうか? 
 ペットショップで売られている血統書付きで何十万円もする犬猫とは違い、魚類は、動物愛護管理法の愛護動物には含まれない(動物愛護管理法の改正 概要をわかりやすく解説)。
 なので、輸送コストなどを考えると、買い手がつかなかった生体は、「遺棄」されている可能性が高いのではないだろうか?
 それどころか、メダカは、肺呼吸が可能なベタとは違い、通常1匹あたり1リットル以上の水を必要とする魚なので、500CC程度しか入っていないパックの中では、2,3日で衰弱して死んでしまうものもあるだろう。
 ・・・こんな風に考えているうちに、可哀想でたまらなくなり、とりわけやせ細った生体が多く含まれていた1パックを思わず購入してしまう。
 動物愛護管理法の愛護動物に、最低限、「飼育されている魚類」も加えることは出来ないものだろうか?
 生類憐れみの令の対象動物は、魚類、貝類、さらには昆虫類まで含まれていたのだから。
コメント
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